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ドコモ、バイオチップ携帯を実現する分子通信の実験に成功
NTTドコモは、東京大学の須藤 和夫教授、竹内 昌治准教授との共同研究により、生体分子を使って情報を伝達する「分子通信」を実現するための実験に成功したと発表した。
今回明らかにされた実験は、同社が提唱する「分子通信」の実現の向けたもの。実験では特定分子を特定場所に配送することに成功しており、この分子配送機構が、電源無しで自律動作する微小な生化学分析器(バイオチップ)の実現に大きく寄与するとしている。両者は今後も研究を進めていく方針。
ドコモが提唱する「分子通信」とは、従来の概念とは異なる、通信工学と生化学を融合した通信技術で、生物界での分子を使った情報伝達機構を、人為的に制御可能な通信システムとして構築するというもの。実用化後の応用展開例として、バイオチップ搭載の携帯電話(バイオチップ携帯)が挙げられており、ユーザーの汗や血液といった生体分子を端末に搭載したバイオチップで直接検査し、データに変換、携帯電話のネットワーク経由で疾患分析やストレス診断が受けられるようになると紹介されている。また、健康診断以外にも、水質検査や相性占いといったエンターテイメント分野にも応用できるという。
なお、今回発表された技術の一部は、1月に米国で開催された「21st IEEE International Conference on Micro Electro Mechanical Systems」(MEMS’08)の予稿集に掲載されているほか、国際学術論文誌「Small」の4月号に掲載される予定。
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URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/080327_00.html
(太田 亮三)
2008/03/27 17:59
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