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ガートナー調査、2007年の国内携帯販売数が史上最高に
ガートナー ジャパンは、2007年1月~12月を通じた携帯電話端末の販売台数の調査結果を発表した。販売数は史上最高となる、5,230万台を記録した。
同調査によれば、2007年は音楽再生機能やワンセグ機能、大画面ディスプレイ、高画素カメラなどハイスペックな機種の登場で買い換えが促進された。その結果、第1四半期~第3四半期で販売数が前年を上回る伸びを見せた。第4四半期は前年割れとなったが、同社では「新販売方式の影響ではなく、買い換えが収束に向かったため」としている。これらの消費動向の結果、2007年を通じた販売数は5,230万台となった。なお、同社によれば、これまで過去最高の販売数は、2003年の4,871万台だった。
メーカー別シェアを見ると、1位は24.3%(1,273万3,900台)を獲得したシャープとなった。2年連続でのトップとなり、特にAQUOSケータイが好調な販売を記録したという。シェア12.4%(648万4,400台)で2位となったパナソニック モバイルコミュニケーションズは、第1~第3四半期にかけて2位を維持した。第4四半期は、P905iが高い人気を得たもののの、在庫切れの状態が続いたため、人気ほどの販売数は記録できなかった。
2007年のメーカー別シェア
(出典:ガートナー ジャパン)
3位はシェア11.1%(581万800台)の富士通、4位はシェア9.9%(519万3,300台)の東芝、5位はシェア9.4%(494万100台)のNECとなった。富士通は、堅調ならくらくホンシリーズに加えて、下半期にF904iが人気となった。東芝は、AV機能を訴求して新機種を続々と投入したことで認知度が高まったと見られている。NECは、2006年の3位からランクダウンしたが、ガートナーでは「AV機能は他社より劣るというイメージをN905iで払拭した」と分析。薄型のN905iμで機能性とデザイン性を追求するユーザー層を獲得したとしている。
このほかガートナーでは、iPhoneの登場により各携帯メーカーがユーザーインターフェイス改善に取り組んでおり、日本でもiPhoneが登場すれば新型のユーザーインターフェイスが主流になるとの見方を示している。また、NTTドコモとauが導入した新販売方式についても触れており、キャリアは端末の調達に慎重となり、ユーザーはよりこだわりを持って機種を選定するようになったと、期間拘束導入の影響が出ていると見ている。これにより、人気機種と不人気機種の差が激しくなるほか、2007年で好調だった買い換え促進の影響を受け、2008年後半~2009年にかけては、需要が停滞すると予測している。
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URL
プレスリリース
http://www.gartner.co.jp/press/html/pr20080318-01.html
(関口 聖)
2008/03/18 16:09
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