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バンダイネットワークスは、小中学生の携帯電話の利用動向を調査し、結果を発表した。調査は、ネットマイルと共同展開する小中学生対象の調査サービス「キッズリサーチ」で行なわれた。実施期間は2月26日16時~19時で、有効回答数は965人。回答者の男女比は、男子が12.8%、女子が87.2%。
回答者を学年別に見ると、小学1年生が1.6%、小学2年生が3.2%、小学3年生が10.4%、小学4年生が16.9%、小学5年生が31.7%、小学6年生が27.2%、中学1年生が5.7%、中学2年生が1.0%、中学3年生が0.8%となった。なお、幼児は0.5%、高校生以上は1.0%で対象外となっている。レポートは、小学校低学年、小学3年生、小学4年生、小学5年生、小学6年生、中学生というグループに分けて比較されている。
まず自分自身の携帯電話を所有しているかどうか、という設問では、「もっていない」が60.8%と一番多く、次いで「自分専用のものを持っている」が30.4%、「家族共用の物を持っている」が8.8%となった。自分専用の携帯電話を持つ層を学年別に見ると、小学校低学年は13.0%、小学3年生は23.0%、小学4年生は26.4%、小学5年生は31.0%、小学6年生は36.3%、中学生は34.2%となった。
持つきっかけとしては、「塾や習い事をはじめたから」が25.3%と最多回答となり、「防犯」が23.2%、「おねだりしたら」が14.0%、「誕生日プレゼント」が5.8%となった。
所有する携帯電話は大人向けモデルか、子供向けモデルか。子供向けモデルを持つ割合を見ていくと、小学校低学年は66.7%、小学3年生が60.9%、小学4年生が53.5%、小学5年生が45.3%、小学6年生が26.3%、中学生が8.0%となり、成長するに従って、子供向けモデルから大人向けモデルへ乗り換えている様子が示されている。
携帯電話の使い方としては、メールが86.8%と最も多く、次いで通話(63.5%)、カメラ(42.6%)、スケジュール・時計(アラーム)(37.0%)、音楽プレーヤー(31.2%)となった。メール・通話の相手先は、親(73.8%)か学校の友達(65.3%)、学外の友達(26.7%)となった。また有料コンテンツの利用動向を見ると、「利用していない」が41.0%と最も多く、着信メロディは29.1%、待受画面は29.1%、着うたは28.8%、ゲームは19.3%という結果で、学年別の動向を見ると、ほとんどのコンテンツにおいて上の学年ほど利用率が高くなっている。
■ URL
プレスリリース
http://www.bandai-net.com/corporation/release/release.php?id=1061
(関口 聖)
2008/03/12 12:43
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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