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NHK、受信料支払者を対象とした「NHK+IDサービス」を開始

 NHKは7日、NHK受信料を支払っている世帯向けのネットサービス「NHK+IDサービス」を3月11日から開始すると発表した。利用にはパソコンまたは携帯電話からの登録が必要で、料金は無料。

 NHK+IDサービスは、IDとパスワードの登録によりインターネット経由でNHKの番組情報やイベントのお知らせ、ポイントサービスなどが利用できるサービス。パソコンまたは携帯電話から登録でき、NHKから送られる顧客番号と仮パスワードを印刷した郵便物を持っている場合には仮パスワードでクイック登録が可能。

 サービスメニューは、登録したキーワードや番組を番組表から見つけてメールで通知する「番組表ウオッチ!」、公開番組やイベントの観覧募集などを知らせる「イベントインフォメーション」、東京・渋谷のNHKスタジオパークや各種イベントの割引券のダウンロード配布、番組情報誌「ステラ」のインターネット版サービス「ネットステラ」など。

 また、NHK+IDの登録や受信料の手続きによりポイントが貯まり、ポイントを番組観覧チケットや非売品のオリジナルグッズなどと交換できる「NHK+IDポイントサービス」、契約内容や請求内容の確認ができる受信料のオンライン窓口サービスも提供する。

 NHKでは、NHK+IDサービスの登録については、受信料の公平負担の観点から、登録情報をもとに受信契約の問い合わせなどをすることに同意するユーザーのみに限ると説明。また、受信契約のないユーザーでもNHK+IDサービスの登録はできるが、すべてのサービスを利用するためには受信料を支払っていることが条件になるとしている。



URL
  NHK+IDサービス紹介
  http://www.nhk.or.jp/pid/


(三柳 英樹)
2008/03/07 17:12


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