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日本通信は、NTTドコモに対して、日本通信側がサービス全体の料金設定権を持つ、いわゆるエンドエンドによる相互接続の申し入れを行なった。 日本通信は現在、iモードを通さずに携帯電話で企業内ネットワークにアクセスできる「ケータイPC化サービス」や、iモードメールに代わって、ISPのメールサービスを携帯電話で利用できる「コネクトメール」などを提供している。ユーザーがこれらのサービスを利用する際、日本通信へのサービス利用料のほかに、ドコモへのパケット通信料の支払いが求められる。 日本通信としては、ユーザーに対して、同社のサービス利用料の中にパケット通信料を含めたエンドエンドの利用料を提示したい考え。広報担当者によれば、法人顧客などから「全部でいくらになるのか？」といった声があがっているという。 NTTドコモ広報部は、6日に日本通信から申し入れがあったことを認めた上で、突然の申し入れで不明な点があるとしている。担当者は「協議を行ない、速やかに対応したい」とコメントした。 なお、今回の接続申し入れは、昨年、日本通信とドコモの協議不調により、総務大臣の裁定が下りた相互接続問題は別の話。ドコモが2002年から公開しているパケットインターフェイスを使ったサービスに関するものとなる。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース（PDF形式） http://www.j-com.co.jp/ir/pdf/press_080306b.pdf （津田 啓夢） 2008/03/07 13:08 | ||||||
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