|
|
日本テレビは、プロ野球2008年シーズンに放送する読売ジャイアンツの試合について、ワンセグ放送による新たな放送形態を検討中であることを明らかにした。
日本テレビでは、ジャイアンツ主催ゲーム72試合のうち、62試合の放送権を購入。地上波では41試合、BS放送では19試合が放送される予定だ。25日に行なわれた定例会見では、同社の代表取締役 社長執行役の久保伸太郎氏がワンセグについて言及した。
この中で同氏は、2008年4月より放送法が改正され、ワンセグ放送において非サイマル放送が可能になるとした。1つの放送局が複数の媒体に同じ内容を同時に放送することを「サイマル放送」と呼ぶ。ワンセグ放送は従来、地上波放送と同じ内容の番組を放送している。
久保氏は、非サイマル放送が可能になるため、「野球中継については、ストライク、ボール、アウトのカウントの文字を大きくするとか、映し出されるイニングの表示を大きくするなど、さまざまな工夫をする」とコメント。さらに、5月より、「ナイター中継についてどういうふうにやるのかということを検討中」と話した。
これを受けて一部新聞やスポーツ誌は、巨人戦のナイター中継の放送終了後に試合が続いた場合、ワンセグでの放送を行なうことが検討されていると報じた。
日本テレビの広報部では、ナイター中継終了後のワンセグ放送の活用について、「正式に決まっている段階ではない」としてコメントは避けた。ただし、ワンセグを活用した実験的な試みを実施する予定で、ナイター中継後のワンセグ活用についても検討段階であることは否定していない。
■ URL
日本テレビ
http://www.ntv.co.jp/
(津田 啓夢)
2008/02/27 15:57
|
ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
|
|
|
|
|