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ゼンテックでは、開発者向けにiアプリエミュレーターなどを含んだiアプリ開発補助ツール「i-JADE」シリーズを提供している。各iアプリ対応端末が持つ固有機能をサポートした「i-JADE Custom」や、ゲームなどに使えるAPI「i-JADE Pro」は主にプロフェッショナル向けに有償販売されているが、最低限のiアプリエミュレーション機能などのみを収録する「i-JADE Lite」は個人の開発者向けに無償配布されていた。今回販売が開始されたi-JADE Lite Plusは、無償のi-JADE Liteの強化版となるもので、主に個人向けに販売される。 i-JADE Lite Plusでは新たに「ADFファイル作成ツール」と「HTMLファイルテンプレート」が追加されるほか、エミュレータ部分にも「別機種用エミュレータへの切り替え機能」「iモード絵文字サポート」など、要望が強かった機能の追加が行なわれた。 また、同製品では別途料金を支払うことで、正式なユーザーサポートも受けられる。サポートは個別契約によるものとなり、基本契約は５回の質問（インシデント）を含んで３万円～となっている。 ゼンテックでは今後、i-JADEシリーズにiモードブラウザエミュレータなどのラインナップを追加する予定。現在のところP/F/N503i向けにしかエミュレータを提供していないが、今後は他のiアプリ対応端末や他キャリアの携帯電話向けJava用にも開発キットを提供していく。ただし、SO503iやJ-フォン、KDDIのJavaはアプリックスのJBlendを採用しており、ライセンスの関係で有償で提供される見込みだという。 ・ ゼンテック・テクノロジー http://www.zentek.com/ ・ i-JADE Lite Plusについて http://www.zentek.com/i-JADE/ja/i-jade_lite_plus.html （白根 雅彦） 2001/04/26 16:52 | ||||||
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