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米マイクロソフトは11日、米Dangerを買収すると発表した。
マイクロソフトでは「Windows Mobileによって、モバイルサービス分野を拡充してきたが、今回の買収により、Dangerのサービス・技術を用いて、リアルタイムのメッセージングサービスやソーシャルネットワークサービスなどを直感的かつカスタマイズ可能な形で1台の端末上で利用できるようになる」とコメント。Danger社長兼CEOのHenry R. Nothhaft氏は、「当社は今後も手軽で楽しみのあるサービスを提供する。マイクロソフトのバックエンドサービスによって、さらなる革新的なサービスが提供できるようになる」としている。
Dangerでは、Webブラウザやインスタントメッセンジャー、ゲーム、ソーシャルネットワークなどのアプリケーションを提供している。マイクロソフトでは、買収後、Dangerの技術をマイクロソフトのエンターテイメント技術と融合していく考えで、関連する分野として、XboxやWindows Live、Windows Mobileなどが挙げられている。
米国市場では、ディスプレイを回転させる機構を採用し、QWERTY配列のキーボードを備えるGSM/GPRS対応端末「sidekick」が若年層向け端末として人気を獲得している。同端末は、Dangerがソフトウェア、シャープがハードウェアという形で共同開発され、キャリアが販売しているが、今後についてシャープでは「マイクロソフトやDangerとも協議の上、引き続き事業を継続したい」としている。
■ URL
マイクロソフト プレスリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2008/feb08/02-11Acquisition.mspx
Danger プレスリリース(英文)
http://www.danger.com/press/pr.php?cat=2008&id=20080211
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(関口 聖)
2008/02/12 17:32
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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