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ドコモ、法人向けの「F905iBiz」を20日発売
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NTTドコモは、法人ユーザー向けのFOMA端末として、リモート操作でデータの初期化などが設定できる「遠隔カスタマイズサービス」に対応した富士通製端末「F905iBiz」を2月20日に発売する。全国のドコモ法人営業部門で販売される。
「F905iBiz」は、ディスプレイ部が90度回転するヨコモーションケータイ「F905i」をベースにした法人向けFOMA端末。新サービス「遠隔カスタマイズサービス」に対応する。情報漏洩対策として、外部メモリやおサイフケータイ(iモード FeliCa)、USB経由でのデータ通信は非対応となる。また、2in1、着うたフル、ワンセグや音楽再生も利用できない。プリインストールされるiアプリは、「FOMA通信環境確認アプリ」のみとなっている。
メインディスプレイは、約3.2インチ、480×864ドット、1,677万7,216色表示のTFT液晶で、サブディスプレイは約0.65インチ、96×39ドット、モノクロFSTN液晶となる。外側に約320万画素、内側に約32万画素(記録画素数約31万画素)のCMOSカメラを搭載する。大きさは108×50×21mm、重さは約135g。連続待受時間は、3G網(HSDPA対応)で約505時間、GSM網で約300時間(どちらも静止時)。連続通話時間は、3G網で約190分、GSM網で約200分。ボディカラーはブラックのみ。
ドコモによれば、F905iiBiz導入に対して、「10台以上」など台数・回線数の基準は設けていないとのこと。なお、カメラなしの法人向けモデル「F903iBSC」は在庫限りの販売になる。
■ 遠隔カスタマイズサービス
「遠隔カスタマイズサービス」は、端末を紛失した場合などにデータ消去したり、事前に利用可能な機能を制御したりできるサービス。遠隔操作でアドレス帳や発着信履歴、メール、データBOX、スケジュールなど本体内に保存されているデータを初期化して、消去できる。また、業務以外の利用や情報漏洩を防ぐため、カメラ機能や電話帳機能、赤外線機能、ロック機能などを管理者がON/OFF設定できる。
「遠隔カスタマイズサービス」を利用するには、別途契約が必要となる。初期費用は無料だが、回線数や条件に応じた月額利用料がかかる。同社によれば、管理者による機能設定などを行なうと料金が変わるとのこと。1年間で数回程度の利用であれば、1回線あたりの平均的な利用額は月額250円程度になると見込まれているが、ドコモ営業担当者が導入企業を訪問し、利用方法をヒアリングした上で料金を設定するという。
■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/080212_02.html
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・ 3.2インチ液晶搭載のヨコモーションケータイ「F905i」
(関口 聖)
2008/02/12 16:04
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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