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F905i
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NTTドコモは、富士通製のFOMA端末「F905i」の不具合を修正するソフトウェアアップデートにおいて、ソフトウェアの更新に失敗する場合があるとして、提供を一時中断したと発表した。ソフトウェアの更新に成功した端末は問題ないが、更新に失敗しエラーが表示された端末は、修理のため店頭に持ち込む必要がある。
ドコモでは、F905iのGPS関連の不具合を修正するソフトウェアアップデートを1月31日より提供していたが、ソフトウェアの更新を行なうと「書換え失敗しました Rewrite failed」と表示され、更新に失敗するとの報告を、一部ユーザーから受けているという。ユーザーからの報告件数は、2月2日時点で約300件。エラーが表示されると端末を操作できなくなり、端末を再起動しても同様で、電源ボタン以外の操作を受け付けなくなるという。更新に成功した場合は、問題なく利用できるとしている。
同社では、更新に失敗する原因を調査中としており、今回の不具合が修正された対処版ソフトウェアの準備が整うまで、ソフトウェアアップデートの提供を一時停止する。対処版ソフトウェアは準備が整い次第提供される見込み。
なお、905iシリーズと一部の705iシリーズでは、ソフトウェアの更新を自動で行なう機能が用意されており、初期設定ではこの自動更新機能がオンになっている。このため、ユーザーがソフトウェアの更新の操作していなくても、アップデートが適用されている場合がある。一方、端末側ではソフトウェアアップデートの提供の有無を確認できるだけで、バージョン番号などで使用中の端末が最新のソフトウェアかどうかを判断することはできない。また、今回のF905iのソフトウェアアップデートの不具合は、自動・手動の更新に関わらず発生する可能性があるとしている。
■ URL
お知らせ
http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/080204_00_m.html
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(太田 亮三)
2008/02/04 16:39
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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