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PCメールの概要
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受信時のイメージ
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ソフトバンクモバイルは、携帯電話でパソコン向けのEメールを利用できる「PCメール」の提供を開始する。「PCメール」対応端末で利用でき、3月上旬の対応端末発売と同時に提供される。当初の対応機種は「FULLFACE 2 921SH」「922SH」。
「PCメール」機能は、インターネットプロバイダやWebメールサービスなどで提供されているパソコン向けのメールアドレスを、携帯電話で利用できる機能。シャープ製の新端末「FULLFACE 2 921SH」「922SH」が対応し、以降、シャープ製の端末は基本的に対応していく予定。他のメーカー製の3G端末についても対応が検討されている。既存端末については、バージョンアップなどで「PCメール」機能に対応することはできない。
「PCメール」機能の特徴は、通常の携帯向けメールであるS!メールと同じ画面で操作できる点。S!メール以外に3つまで別のメールアドレスを登録でき、フォルダ分け、アカウント毎の自動振り分け、全アカウントのメール一覧表示が可能。新着メールの受信設定は、自動チェックが30分、1時間、2時間、4時間、8時間、24時間の間隔で設定可能。新着メールがあった場合はS!メール同様に新着メールとして表示されるほか、PCメール用の着信音を設定できる。
メール1通の容量は最大1MB。受信は最大1MBまでの本文のほか、設定により「差出人」「件名」「本文15行」のみを受信する設定も利用できる。また、サーバー上のメールの削除も行なえる。
月額利用料は無料で、申し込みも不要。対応端末にはメールの機能として搭載される。「PCメール」のパケット通信はパケット通信料定額制サービスの対象となり、「パケットし放題」「パケット定額ライト(オレンジ)」「パケット定額(オレンジ)」「パケット定額フル(ブルー)」が対象。「PCメール」利用時には定額の上限が5,985円になる。
メールのプロトコルは受信がPOP3、送信がSMTPで、SSL、APOP認証、SMTP認証(SMTP-AUTH)がサポートされる。SMTP送信時のポート番号は初期設定が587番。ユーザーがポート番号を変更できるが、迷惑メール対策の関係からネットワーク側の設定により25番ポートでの送信は行なえない。
インターネットプロバイダやPOP3で受信できるWebメールサービスは基本的に利用できる見込みだが、Hotmailには対応していない。
なお、ソフトバンクモバイルでは、「PCメール」の提供開始から5月31日まで、「PCメール」が通信料無料で利用できるキャンペーンを実施する予定。
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PCメール対応端末の受信ボックス。3つまで別のメールアドレスを利用できる
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メールの閲覧画面
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PCメールの設定
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自動受信の間隔や、自動受信しない時間帯の設定も可能
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■ URL
ニュースリリース
http://www.softbankmobile.co.jp/corporate/news/press/2007/20080128_05/
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(太田 亮三)
2008/01/28 21:22
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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