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823SH(シルバー+エボニー)
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「823SH」は、背面部の「テクスチャー」パネルを着せ替えられるシャープ製折りたたみ型端末。3月上旬以降発売。
「THE PREMIUM」の名を冠した端末の第3弾となり、基本的な仕様はソフトバンクの秋冬モデルのラインナップとして登場した「820SH」および「821SH」がベースとなっている。
今回は「THE PREMIUM TEXTURE」と名付けられ、背面部のパネルが好みに合わせて変更できる。同梱されるパネルは無色透明のクリアパネルとなるが、このほかに革や木などの素材感を再現したパネルが9種類用意される。
「エボニー」のパネルは、素材に木(リアルウッド)を採用し、木目調の落ち着いた質感となる。「ホワイトレザー」「ブラックレザー」「パイソン」「ピンククロコダイル」「レッドクロコダイル」「ブラッククロコダイル」「ブラウンクロコダイル」の革パネルはいずれも素材に牛革を使用。それぞれニシキヘビ(パイソン)調、クロコダイル調に加工される。購入時にはパネル引換券が提供され、好みのものを1枚選ぶことになる。パネルはメインディスプレイ側の小さなボタンを押して着脱する。
メインディスプレイは2.6インチ、240×400ドット、最大26万色表示のモバイルASV液晶を搭載、サブディスプレイは0.5インチ、60×32ドット、白1色表示の有機ELとなる。カメラ機能は200万画素CMOSカメラを装備する。メモリカードは最大2GBまでのmicroSDカードに対応する。
ワンセグ、3Gハイスピード、フルブラウザ、おサイフケータイ、赤外線通信、Bluetoothなどに対応。GPS機能や国際ローミングは非対応となる。
大きさは約49×101.5×14.2mmで、重さは約101g(テクスチャー非装着時)となり、値はいずれも暫定値となる。ボディカラーはブラックとシルバーの2色。
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シルバー
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ブラック
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側面部
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左からエボニー、ホワイトレザー、ブラックレザー
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ピンククロコダイル、レッドクロコダイル、パイソン
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ブラックレザー、カーボン、ブラッククリスタル
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ブラッククロコダイル、ブラウンクロコダイル
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牛革にニシキヘビ調の加工
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右側のクリアパネルが通常同梱品
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同梱品のクリアパネル
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端末を開いたところ
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ボタン部はフラット
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側面部
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ワンセグのアンテナは側面部に収納
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外部接続端子
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底面部
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メニュー画面
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■ 和がモチーフの本格的な伝統工芸品「JAPAN TEXTURE」
このほかソフトバンクでは、「823SH」向けの「テクスチャー」パネルとして、「和」をモチーフにしたパネル「JAPAN TEXTURE」を投入する。
本格的な日本の伝統工芸の技術を取り入れたパネルを展開し、京友禅の木村染匠による「JAPAN TEXTURE 友禅」、京漆器の象彦による「JAPAN TEXTURE 漆」の2タイプ投入される予定。木村染匠は、元禄時代の宮崎友禅齋に創作されたといわれる染色技法「京友禅」の企画・制作を行なう染匠。一方の象彦は、寛文元年(1661年)に創業した京漆器の老舗。
パネルは職人の手により1つ1つ作られるため、数量限定で販売される予定。販売方法はパネル単体販売のほか、端末とセットにした特別パッケージとして提供する可能性もあるとのこと。詳細は準備が整い次第発表される予定。
ソフトバンクの孫氏は、「JAPAN TEXTURE」について「これまでの金属やプラスチックのものよりも本当に欲しくなるもの。携帯に着けてみると本当に持ってみたくなるはず」と語っていた。
説明員によれば、職人が手間をかけたパネルとなり、漆は本漆を使うため乾かすだけで1カ月かかるという。通常、こうした伝統工芸品は数万円で取引されている場合が多いが、今回のパネルについても高い付加価値を持った高価な値段が設定される見込みという。
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京漆器のパネル
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京友禅のパネル
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■ URL
プレスリリース
http://www.softbankmobile.co.jp/corporate/news/press/2007/20080128_09/008.html
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(津田 啓夢)
2008/01/28 18:41
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