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カシオ計算機は、電子辞書シリーズ「エクスワード」の最新モデルとして、メインディスプレイとボタン部側に2つのタッチパネルを搭載した14機種を2月8日より順次発売する。価格はオープンプライスとなるが、店頭価格は33,000~75,000円程度。
春商戦に投入される電子辞書は、外国語強化モデル7機種、英語強化モデル2機種、医学強化モデル3機種、総合モデル1機種、中学/高校生向けモデル1機種の合計14機種。従来モデルでは、ボタン部側に手書き入力が可能なタッチパネルを採用しており、春モデルの14機種では、それに加えてメインディスプレイもタッチパネル式になる。メインディスプレイのタッチパネル化によって、手書き入力エリアが拡大したことで、画数の多い漢字などが入力しやすくなるほか、画面に表示された地図を直接タッチして、国名や都市名から百科事典を調べるといった使い方も可能になる。
英単語や国語辞典の語句を発音する音声出力に対応。市販のCD語学教材を活用できる音声CD取り込み機能も搭載される。同機能では、CDの音声を端末内メモリか端末に装着したメモリカードに記録できる。独自形式に圧縮された音声となるが、肉声の帯域が認識しやすいようにチューニングされている。音楽などの再生には適さないという。端末メモリは50MB、microSDカードスロットを装備する。
ディスプレイは、「XD-SPシリーズ」が5.0型(107.2×66mm)、「XD-GPシリーズ」が5.5型(119.9×73.1mm)で、いずれも480×320ドット、バックライト付きのモノクロ液晶となる。ボタン部側の手書き機能は2.6型液晶を搭載。USB端子とヘッドフォン端子を装備する。単4アルカリ電池2本で約130時間動作する。
大きさと重さは、「XD-SPシリーズ」が146×102×15.5(最薄部)mmで、約295g(電池含む)、「XD-GPシリーズ」が152×110×15.5(最薄部)mmで、約335g(電池含む)。
各モデルの発売日および店頭予想価格は、2月8日発売が中国語モデル「XD-SP7300」(40,000円前後)、中学・高校生モデル「XD-SP2500」(33,000円前後)。2月15日発売が中国語モデル「XD-GP7350」(47,000円前後)、英語強化モデル「XD-GP9700」(57,000円前後)、総合モデル「XD-GP6900」(50,000円前後)。2月22日発売が韓国語モデル「XD-SP7600」(40,000円前後)、スペイン語モデル「XD-SP7500」(40,000円前後)、ドイル語モデル「XD-GP7150」(47,000円前後)、英語強化モデル「XD-SP9500」(45,000円前後)。2月28日発売がイタリア語モデル「XD-SP7400」(40,000円前後)、フランス語モデル「XD-GP7250」(47,000円)、医学モデル「XD-SP5500MED」(55,000円前後)/「XD-GP5900MED」(75,000円前後)。3月下旬発売は医学モデル「XD-SP5700MED」(65,000円前後)。
■ URL
ニュースリリース
http://www.casio.co.jp/release/2008/xd_sp7300.html
(津田 啓夢)
2008/01/23 18:25
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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