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オリンパス、小型のリニアPCMレコーダー「LS-10」

Linear PCM Recorder LS-10

 オリンパスは、リニアPCM形式で高音質な録音ができるICレコーダー「Linear PCM Recorder LS-10」を2月7日に発売する。店頭価格は50,000円前後になる見込み。

 今回発売される「LS-10」は、非圧縮のリニアPCM形式で録音できるICレコーダー。同社では、「楽器演奏や鳥の声、波の音、機関車の走行音などの“生録”が楽しめる」としているほか、リニアPCMの16bit/44.1kHzで録音すればオリジナルCD作成も行なえる。

 同モデルでは最大で24bit/96kHzのリニアPCM録音(WAV)が可能なほか、WMA、MP3での録音もサポートされている。内蔵メモリは2GBで、SD/SDHCカードスロットを備える。SDHCカードは最大8GBまでサポートされる。

 ボディには高感度・低ノイズのステレオマイクを左右90度の角度で搭載し、左右独立したマイクアンプで音質を追求。筐体にはアルミ削りだしの素材が採用される。内蔵ステレオマイク録音時の周波数特性は70Hz~20kHz。本体にはステレオスピーカーを搭載。マニュアルの録音レベル調整機能や指向特性制御技術「DVM」が搭載され、三脚穴を備える。別売り(2008年春)で専用リモコンセット「RS-30W」も用意される。

 録音可能時間は、リニアPCMで24bit/96kHzの場合、内蔵の2GBメモリに約55分、8GBのSDHCカードの場合、約3時間45分の録音が可能。音楽CDと同レベルとなる16bit/44.1kHzの場合、2GBで約3時間10分、8GBで約12時間35分。MP3で320kbpsなら2GBで約14時間10分、WMAで160kbpsなら2GBで約27時間50分の録音が可能。なお、1ファイルあたりの容量は最大で約4GB。WMAは1ファイルあたり約26時間40分が最長録音時間となる。

 パソコンとUSBケーブルで接続でき、対応OSはWindows Vista/XP/2000、Mac OS X 10.2.8~10.5。パッケージにはWindows用のサウンド編集ソフト「DigiOnSound5 Express for OLYMPUS」が付属する。

 単三型アルカリ電池、またはニッケル水素充電池2本で駆動し、電池持続時間はニッケル水素充電池で最大約16時間、アルカリ電池で最大約12時間(いずれもリニアPCM、16bit/44.1kHzで録音時)。

 大きさは131.5×48×22.4mmで、重さは約165g。



URL
  ニュースリリース
  http://www.olympus.co.jp/jp/news/2008a/nr080110ls10j.cfm
  製品情報
  http://olympus-imaging.jp/product/audio/ls10/


(太田 亮三)
2008/01/10 14:29

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