電子情報技術産業協会(JEITA)は、2007年の電子工業国内生産見込み、および2007年生産見通しを発表した。携帯電話の生産動向についても予測値が明らかにされている。
まず世界全体での生産実績として、2006年の携帯電話生産額は14兆7,224億円(前年比15%増)となっているが、2007年は15兆9,000億円(前年比8%増)になる見込み。また、2008年の生産予測値は、16兆8,000億円(前年比6%増)となり、その成長率が徐々に鈍っていることが示されている。
日系企業の動向に限ると、世界市場での2007年生産額は、2兆7,000億円(前年比3%増)で、2008年の予測額は2兆7,500億円(2%増)とされている。国内生産に限ると、2007年の見込み額は1兆6,000億円(前年比6%減)、2008年の予測額は1兆5,000億円(前年比5%減)とされ、規模が縮小すると見られている。
■ URL
JEITA
http://www.jeita.or.jp/
(関口 聖)
2007/12/19 16:40
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