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モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)は、青少年を違法・有害情報から保護するため、2008年3月を目処に、有識者からなる第三者機関を設立すると発表した。同機関ではサイト運営者から申請を受け付け、健全なモバイルサイトの認定などを行なう。
MCFは発表の中で、キャリアによる有害サイトアクセス制限サービスが提供される一方、ブログやSNSなど特定カテゴリに属するサービス提供サイトが一律に制限される状況が存在すると指摘。健全なサイトも一律に制限されてしまうことは大きな問題であるとし、このことが結果としてフィルタリングサービスの普及を妨げる要因になるとの懸念を表明している。
今後は、12月末までに準備委員会が発足され、コンセプトが策定される予定。2008年3月末までには第三者機関が設立される予定で、健全なモバイルサイト認定のための基準が策定される。2008年4月からはサイト運営者からの申請を受け付け、策定した基準に合致するサイトの認定を行なうとともに、定期的に健全性のチェックを行なっていく。
MCFでは今回の取り組みについて、キャリアとコンテンツプロバイダーの相互の協力が重要であるとしており、業界各社に協力を積極的に要請していくとしている。
■ URL
ニュースリリース
http://www.mcf.to/temp/organization.pdf
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・ 青少年の携帯・PHS利用、フィルタリング機能を原則義務化
(太田 亮三)
2007/12/11 12:55
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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