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イノパス、今後の製品戦略・市場戦略を説明
携帯電話の無線通信でのファームウェア更新(FOTA:Firmware Over-The-Air)技術を開発するイノパスソフトウェアは、都内で同社の製品戦略に関する説明会を開催した。
同社代表取締役社長の沢井伸一氏は、「(カリフォルニアに拠点を置く企業であるが)携帯端末先進国である日本において最初に評価され、商用展開を行なった」「過去においては売上比率の80%以上が日本という時期もあったが、最近では米国それ以外の地域での売上にも貢献しグローバル企業として成長を続けている」と紹介した。
イノパスソフトウェア 代表取締役社長 沢井伸一氏
2007年までの歩み
米InnoPath Software Vice President, Marketing & Product ManagementのDavid Ginsburg氏
製品戦略に関して解説したのは、米InnoPath SoftwareのMarketing & Product Management部門Vice PresidentであるDavid Ginsburg氏。2008年の構想として、まず「携帯端末管理というのはファームウェアアップデートのみのものからアドバンスト・カスタマーケアへと進化していく」とした。背景には携帯端末の複雑化があるという。カスタマーケアを実現する技術はMDM(Mobile Device Management)と呼ばれる。
現在のMDMは第一世代とされ、FOTAに加えUIをカスタマイズするauのサービス「EZ ケータイアレンジ」といった設定管理機能も利用できる。2007年以降を見ると、MDMは第2世代へと移行していく。第2世代MDMでは、第1世代での機能に加え、セキュリティなど新たな機能が盛り込まれる。
2008年はMDM(Mobile Device Management)が柱。同社では単一のMDMで対応する
端末の複雑化、アプリケーションが増えていくに従い、セキュリティ等の新しい端末管理ニーズが生まれてきた
緑の第1世代MDMの機能に加え、青で示した第2世代MDMの機能が追加されていく
同社製品で第2世代MDMをサポートするのは現在最新の5.X。6.XではWindows MobileやSymbian、LinuxなどオープンOSの対応があげられている
では携帯端末のセキュリティ機能はどのようなものなのか。同氏の説明によれば、パソコンと同様にアンチウイルスソフトウェアやファイアウォールが挙げられたが、これらはサーバーから集中管理できるような機能が必要になるとされる。また、紛失した際の端末ロックや重要なデータの消去、そしてバックアップ機能もひとつのソリューションとして提供するという。
アンチウイルスソフトウェアやファイアウォール、パソコンと似つつも携帯端末独自の機能も盛り込まれる
サーバーと連動したバックアップ機能で、紛失や新機種への交換といった際にスマートに対応できるようになる
顧客対応
セキュリティ
同社では、業界標準規格OMAを積極的にサポートしていくとしているほか、スマートフォンの普及に合わせ、オープンOSのサポートも展開していくという。
スマートフォンの普及に合わせオープンOSも拡大していく
2007年7月にはLIMO Foundationにも参加したイノパス
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URL
イノパスソフトウェア
http://www.innopath.com/jp/index.shtml
(石川ひさよし)
2007/12/04 21:03
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ケータイWatch編集部
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