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ドコモショップスタッフ応対コンテスト参加者のみなさん
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NTTドコモは20日、「ドコモショップスタッフ応対コンテスト」を都内で開催した。関東甲信越地方のドコモショップスタッフ参加による接客スキルコンテストで、予選を勝ち抜いた13名が応対技能を競った。グランプリには丸の内支店代表であるドコモショップ秋葉原昭和通り店の嶋村容子さんが選ばれた。
■ 「お客様と長くおつきあいするために」
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NTTドコモ取締役常務執行役員 営業本部長の熊谷文也氏
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コンテストはドコモショップにおける販売施策強化の一環として、「お客様個々にあった提案を積極的にできるスタッフ育成」を目標に昨年度から開催している。今回は「お客様との心のつながりを重点に置く」との観点から、英単語の“絆”を冠した「Customer Engagement Awards 2007」の副題も付けられた。
開会冒頭で挨拶に立ったNTTドコモ取締役常務執行役員 営業本部長の熊谷文也氏は「新販売方式のバリューコース開始を来週に控えたこの時期に相応しい、充実した大会になるのでは」と期待の言葉を寄せた。
一方、ドコモを取り巻く市場環境として「2006年10月の番号ポータビリティ制度(MNP)スタート以来、転出超過でご心配をおかけしている」とコメント。「とはいえ現在でも、年間あたりの総販売台数のうち約50%はドコモをお選びいただいている」と自信も見せた。
熊谷氏は「次に重要になってくるのが、約5,300万人のドコモ加入者に今後も使い続けていただくこと。その取り組みの1つが、2年間の利用をお約束いただく『ひとりでも割50』『ファミ割MAX50』。これらの取り組みが、結果的に新規顧客獲得にもつながるはずだ」と長期契約を促す施策のねらいを説明。「これらのサービスをお客様に直接伝えていただくドコモショップ店員の重要性はますます高まる」とし、関係者の奮起に期待している。
最後に熊谷氏は「26日以降発売の905iシリーズは他社に負けないすばらしい製品で、評判も上々。ぜひコンテストで鍛えた“心”を武器にして、年末商戦に取り組んでほしい」と語った。また応対コンテストも継続的に開催する方針を示している。
■ 優秀者13名が接客を披露
コンテストでは壇上にドコモショップのカウンターを再現。各地の予選でスキルを認められた13名が、来店してくる「子供や親に携帯電話を持たせたい」「他キャリアからMNPでの移転を検討中だが、ワンセグを最重要視する」など実際の利用シーンをイメージさせる客への応対を、1人あたり12分の持ち時間で披露した。
審査項目は多岐にわたり、身だしなみや姿勢といった第一印象をはじめ、他社サービスの価格や機能をふまえた商品案内ができるかといった知識面、おもてなしの心が問われた。なお予選では盛り込まれなかった、905iシリーズや新販売方式に関する応対能力についても急遽審査対象にしたほか、「専門用語を濫用していない」「お見送り時に自分の名前を名乗っているか」といった細かな点もチェックされた。
会場には審査にあたるドコモ各支店の支店長らのほか、出場者の職場仲間も来場。ビデオでの応援メッセージ上映に加え、応対披露前には直接声を上げて壇上の仲間を励ましていた。
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壇上に再現されたカウンターで応対を披露
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お客様を呼び出すところからスタートする
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カタログなどの販売ツールを使用する場面も
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審査員やドコモショップ関係者らが見守るなか、応対が披露された
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■ 秋葉原昭和通り店の嶋村さんがグランプリ
応対演技終了後の懇親会で、コンテストの受賞者が発表された。最優秀賞であるグランプリには丸の内支店代表でドコモショップ秋葉原昭和通り店の嶋村容子さんが選ばれた。記念品と副賞を贈られた嶋村さんは「ショップの仲間や関係者らの協力があって受賞できた。私はドコモ大好き。これからも心温まる接客に努めます」と喜びを語った。
準グランプリにドコモショップ宇都宮上戸祭店の松嶋舞子さん(栃木支店代表)、同聖蹟桜ヶ丘店の井上尚子さん(多摩支店代表)の合計2名が選出。ドコモショップスタッフ特別賞には同高田馬場店の長谷川望さんが選ばれ、トロフィーなどが贈られた。また応対を披露した13名全員に特別仕様の徽章も進呈されている。
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グランプリに選ばれたドコモショップ秋葉原昭和通り店の嶋村容子さん(中央)
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準グランプリは宇都宮上戸祭店の松嶋舞子さん
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聖蹟桜ヶ丘店の井上尚子さんも準グランプリに選ばれた
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ドコモショップスタッフ特別賞を受賞した高田馬場店の長谷川望さん
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・ NTTドコモ、接客技能コンテストを開催
■ URL
NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/
(森田秀一)
2007/11/20 22:56
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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