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ウィルコムは、中国のPHS事業者である中国網絡通信集団公司（中国網通）と、PHSの高度化などを推進するための包括的な契約を結んだ。 中国のPHS事業は通話とSMSが主体で、ウィルコム広報部によれば、データ通信などのパケット通信サービスが未だ導入されていない状況だという。今回の提携は、中国国内において、データ通信サービスの導入やPHSの高度化を検討するためのもの。 中国では、1997年12月、国営の通信事業者である旧中国電信がPHSサービスを開始。その後、旧中国電信は中国網通と中国電信に分割され、サービスが展開されてきた。2007年10月末現在、中国網通のPHSユーザーは約3,000万人。世界のPHSユーザーは1億人規模だが、そのうち約9,330万人が中国のユーザーとなっている。 ウィルコムでは、海外PHS事業者との連携を強化し、同社が進める「次世代PHS」を海外にも普及させたい考え。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2007/11/13/index.html ■ 関連記事 ・ ウィルコム、「次世代PHS」の導入に向けタイAWCと共同検討 （津田 啓夢） 2007/11/13 15:07 | ||||||
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