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SP-NA640（LS）は、2007年7月発表の「SP-NA540シリーズ」と比較して新たにカラースキャナを搭載した新モデル。これにより、手書きの紙をFAX操作感覚でパソコンや携帯電話にメール送信できる「スキャンtoメール」や、同一LANにあるパソコンにスキャンしたデータを転送できる「スキャンtoパソコン」で、カラー対応が可能になった。 加えて、USB 2.0/1.1×1ポートを搭載し、パソコンとの直接接続にも対応。TWAIN/WIAに対応したカラースキャナとして利用が可能で、紙に書かれた文字やイラスト、写真などをパソコンに取り込める。なお、USBケーブルはユーザー側で別途用意する必要がある。 それ以外の仕様はSP-NA540シリーズと同様。上記以外のネットワーク機能としては、受信FAXを指定メールアドレスに転送できる「ファックスtoメール転送」、画像ファイルに変換してパソコンに転送できる「ファックスtoパソコン」機能などを用意。LAMインターフェイスには、10BASE-T/100BASE-TX×1ポートを搭載した。 また、通話内容を最大約45分遡って録音できる「さかのぼり録音」機能や「チャイルドロック」、「おやすみモード」「迷惑電話お断わり」「留守電ケータイ転送」機能なども備える。加えて、NTTのナンバー・ディスプレイやキャッチホンディスプレイにも対応する。 コードレス子機が1台付属し、本体とは2.4GHz帯にて通信。子機での通話盗聴を防止する「周波数ホッピング方式」を採用するほか、無線LANとの同時使用などで干渉が発生した場合に無線チャネルを自動・手動変更できる機能も用意した。 記録方式は熱転写記録方式で、送受信可能な原稿サイズは最大A4サイズ。本体ディスプレイは白色バックライトを搭載し、漢字3行表示が行なえる。登録可能な電話帳件数は、本体側が200件、子機側が100件。 本体サイズは約297×224×111mm（幅×奥行×高）で、重量は約3.1kg（記録紙/インクフィルム除く）。子機は約44×34×159mmで、重量は約130g。子機の使用可能距離は最大100mで、連続使用時間は約300時間、通話は約6時間。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nec.co.jp/press/ja/0711/0601.html ■ 関連記事 ・ NEC、携帯などにメール送信できるネットワーク型FAX （村松健至） 2007/11/06 18:56 | ||||||
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