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左の端末で量産型ゲルググがビームライフルを発射、右の端末ではやや遅れて発砲直後となっている(赤丸で囲んだところ)
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高速化の概要
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ソフトバンクモバイルの冬モデル発表にあわせ、オンラインゲームの高速化も発表された。
12月3日より対応アプリが配信される。開始当初に登場するアプリは、既に東京ゲームショウで発表されていたもので、「対戦☆ボンバーマン+」、「対戦ぷよぷよ通」、「メテオスオンラインモバイル」、「遊ぼ!ハワイアンリバーシ島フレンズ」、「遊ぼ!歌舞伎町麻雀島フレンズ」の5つ。「機動戦士ガンダムネットバトル」、「遊ぼ!お花の大富豪島フレンズ」も2008年2月以降に配信される予定。
S!アプリは、これまでHTTP通信のみに限定されていたが、今回の機能拡張ではTCP/IPでの通信が可能となり、反応速度が向上し、従来よりもリアルタイム性の高い通信対戦が実現できたという。対応機種は、冬モデル10機種だけではなく、既存機種を含め、計42機種になるが、同社によれば「既存端末でも既にTCP/IPでの通信に対応していたため、S!アプリの機能拡張にすぐ対応できるようになっている」と説明している。
発表会のプレゼンテーションでは触れられなかったが、展示コーナーでは、「機動戦士ガンダムネットバトル」や「対戦ぷよぷよ通」でデモを披露していた。担当者によれば、「HTTP通信はリクエストから切断まで1回分しか処理できない形だが、TCP/IPにすることで、リクエスト~切断までに複数回の処理を行なえるようになった」と高速化に貢献した部分を説明。この時期に発表された理由としては、「一定数の対応端末が揃ったことでコンテンツプロバイダにとっても参入しやすい環境になった。オンラインゲームでの通信は、いわば回線を繋ぎっぱなしにするもので、ネットワークが充実し、電波を効率的に利用できるようになった現在、提供できる環境になった」と述べていた。
なお、S!アプリは、HTTP通信版とTCP/IP通信版で異なるプログラムとなっており、もし「対戦ぷよぷよ通」など既存タイトルを購入していた場合、TCP/IP通信版を改めてダウンロードしなおすことになる。「テーブルゲームではあまり差が感じられないかもしれないが、たとえば対戦ぷよぷよ通では、HTTP通信版では相手の動きがリアルタイムではなく、ときどき更新されるようなイメージに対し、TCP/IP通信版は細かな動きまで反映される」としていた。デモ用の「機動戦士ガンダムネットバトル」では、一方のキャラクターが攻撃すると、1秒も経たないうちにもう一方の携帯電話の画面にその攻撃の様子が反映されていた。
■ URL
ニュースリリース(PDF形式)
http://broadband.mb.softbank.jp/corporate/release/pdf/20071022_2j.pdf
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・ ソフトバンク、「920SH」や「920SC」など冬モデル発表
(関口 聖)
2007/10/22 17:04
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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