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CF、SD両対応のPalm OS搭載機「HandEra 330」発表

 HandEraは、社名を、TRGからHandEraに変更するとともに、Palm OSの最新版「Palm OS 4.0」を搭載したPDA「HandEra 330」を発表した。アメリカでの発売が今年の第2四半期中としており、価格は349.99ドル。

 HandEra 300は、TRG Proの後継機で、カラーを従来機の黒から、グレーに一新し、最新のPalm OS 4.0を搭載したPDA。新たにSD/MMCカードスロットを装備し、解像度も従来機の160×160ドットから、240×320ドットに向上したモノクロ16階調の液晶を搭載する。


カードスロット
 本体には、CPUはDragonball VZ 33Mhz、メモリは8MBのRAMと、2MBのフラッシュメモリを搭載しているほか、ボイスレコーディング機能が内蔵されている。

 拡張スロットとしては、TypeIIのCFカードスロットとSDカードスロットを備える。また、Graffitiエリアを消して、表示領域いっぱいにコンテンツを表示することができる機能「Virtual on-screen Graffiti」、片手でアプリケーションの切り替え、画面のスクロールをすることができるようになる本体側面の「Jog Wheel」、高解像度の液晶を生かすため、本体を90度回転させて、横向きでもコンテンツが閲覧できる機能などがある。

 アルカリ電池4本、またはオプションのリチウムイオン充電池で動作し、本体のサイズは、121×81×17(縦×横×厚)。重さはアルカリ電池使用時で167g、オプションのリチウムイオン充電池使用時で153gとなっている。また、パソコンとの連携は、付属のシリアル接続クレードルを経由して行なう。

 HandEra社製品の販売を手がけるアスクでは、アメリカでの発売後に英語版の販売を日本でも開始するほか、英語版の発売から3カ月程度の期間までに、日本語版を出したい、としている。



・ HandEra
  http://www.handera.com/
・ アスク
  http://www.ask-corp.co.jp/


(伊藤 大地)
2001/04/24 18:41

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