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待受画面に検索窓やブログ閲覧機能「au one ガジェット」
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KDDIと沖縄セルラーは、一部のau秋冬モデルで、待受画面上でさまざまな情報を表示できるようにする機能「au one ガジェット」を12月以降に提供する。対応機種は、W56T、W54S、W54SAの3機種。
■ 待受画面にGoogle検索など
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au one ガジェットのイメージ。実機展示はなかった
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「au one ガジェット」は、EZweb公式サイトと連携する「ガジェット」を待受画面上に常時表示させて、よりスムーズにニュース閲覧や検索サービスなどを利用できるようにするもの。
現時点で、auから提供予定となっているコンテンツは、Googleの検索機能のほか、「au one メールガジェット」「au one テレビガジェット」「au one ブログガジェット」「au one GREEガジェット」「au one 乗換ガジェット」「au one 新着情報ガジェット」「au Auctionガジェット」など。また、コンテンツプロバイダからミニゲームなどのガジェットが配信される。
au名義のガジェットは無償配布される予定。コンテンツプロバイダからのガジェットは有償になる見込みだが、価格帯は未定となっている。基本的に、公式サイトからの配布が想定されており、その場合はKDDIの審査を経た上での配信となる。一般ユーザーや公式サイト以外からの配布は今後の検討課題とされている。なお、端末に保存できる件数は、データフォルダ容量に依存する。
複数のガジェットを導入している場合、左右キーを押してガジェットを切り替えられる。画面に表示されているガジェットは、自動的に情報が更新される。左右切替で他のガジェットに切り替えた場合、「更新」キーを押すことで最新情報を取得できる。自動更新のタイミングは、コンテンツプロバイダ側が2時間/3時間/6時間/9時間/12時間のいずれかで設定することになり、ユーザーは選択できない。
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左右キーで表示するガジェットを切り替え。端末保存数はデータフォルダ容量に依存
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■ au one ガジェットの仕組み
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利用イメージ
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au one ガジェットそのものは、Operaのガジェット(Operaウィジェット)エンジンをベースにしたもの。ガジェット本体はXMLとJavaScriptで構成され、その内容はOpera向けのガジェットとほぼ同じという。ただし、au one ガジェットのファイルサイズは最大500KB、通信1回あたり最大64KBという制限がある。また、通信料は課金対象となる。
マス向け情報を配信するEZニュースフラッシュ、個々人の嗜好に応じた情報を提供するau one ガジェットという位置付けになり、EZニュースフラッシュは一斉同報(BCMCS)であるのに対し、au one ガジェットはサーバーにアクセスして情報を得る“プル型”サービスとなっている。auとしてRSSリーダーのような機能を提供する予定は、現時点ではないが、コンテンツプロバイダから提供される可能性はある。また描画領域は、コンテンツプロバイダ側が設定し、ユーザー自身の手で拡大・縮小できない。
au one ガジェットは、KDDIの新たな携帯電話開発プラットフォーム「KCP+」の構築完了にあわせて導入されたもの。今後もKCP+の一環として、その仕組みは端末メーカーに供給される。
■ URL
KDDI ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2007/1016c/
Opera ニュースリリース
http://jp.opera.com/pressreleases/ja/2007/10/16_2/
(関口 聖)
2007/10/16 17:03
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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