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薄さ9.9mmのスリムボディを実現した「W55T」

W55T

側面

 「W55T」は、ステンレス素材を採用し、薄さ9.9mmを実現した東芝製CDMA 1X WIN端末。EV-DO Rev.Aには非対応。12月上旬発売予定で、フルサポートコースでの価格は10,000円台半ばとなる見込み。

 カードサイズでスリムなボディに金属的な質感が特徴。ビジネスパーソンがかっこよく持てる、シンプルな端末を狙ったという。ボディカラーはゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードの3色で、ゴールドとブラックは鏡面加工、プラチナはヘアライン加工となる。また、ゴールドとプラチナは電着塗装となるが、ブラックのみイオンプレーティング(チタン合金などによる表面コーティング)となる。金属塗装の仕上げなどは、定評のある福井県鯖江市の業者に依頼しているという。

 メインディスプレイは約2.4インチ、240×320ドット、26万色表示のポリシリコンTFT液晶、サブディスプレイは7×7ドットのLEDとなる。なお、メインディスプレイの液晶は、液晶単体の厚みが0.99mmという非常に薄いパネル(東芝松下ディスプレイテクノロジー製)を採用。このパネルを強化ガラスに直接貼り合わせて薄型化を実現している。通常の端末では、液晶面とガラス面に隙間があり、太陽光下での反射の原因にもなるが、隙間のない今回のディスプレイは太陽光にも強いという。

 サブディスプレイは、LEDを電光掲示板のように利用したもので7×7ドットの中で、100種類程度の表示が可能となっている。時計は数字が左右にスクロールすることで表示される。電池残量やアンテナマークのほか、着信時に送信先の名前(読み仮名)をカタカナで表示できる。東芝の携帯向けメーカーサイトでは、サブディスプレイに表示できる文字やアイコンがダウンロードできる。

 なお、同等のサブディスプレイは、今回モックアップのみの展示となった「W56T」にも搭載される。

 カメラ機能は196万画素のCMOSカメラを搭載。最大2GBのmicroSDカードに対応する。赤外線通信をサポート。文字入力はモバイルRupoを採用する。

 フルブラウザ「PCサイトビューアー」やPCドキュメントビューアー、オープンアプリプレーヤー、EZナビウォーク(声de入力、3Dナビ)、安心ナビ、災害時ナビ、着うたフル、EZ・FMなどに対応する。ワンセグ機能やおサイフケータイには対応しない。

 大きさは約54×99×9.9(最厚部13.1)mmで、重さは約104g。連続待受時間は約270時間、連続通話時間は約220分(数値はいずれも暫定)。


ゴールドカード プラチナカード
ゴールドカード
プラチナカード

ブラックカード 3色
ブラックカード
3色

表面 背面
表面
背面

側面
側面

premium version

premium version。端末左上にレーザー刻印されている。左側にあるケースは、premium version専用の本革ケース
 なお、KDDIおよび沖縄セルラーでは、「W55T」の「premium version」を販売する。数量限定3,000台、今後オープンする特設販売サイトで購入できる。

 premium versionでは、専用ボディカラー「PREMIUM CARD」が提供される。鏡面仕上げのプラチナ色といった風合いで、端末の背面には好きなメッセージをレーザー刻印できる購入者特典も用意される。文字は欧文フォントで2行程度まで入れられる予定。詳細な文字サイズやフォント名は後日公開される。

 また、上質な本革を使った専用ケースも同梱される。パッケージにはラッピングも施され、プレゼントなどにも適しているという。

 premium versionは、W55Tのユーザーの中でも特に、ヤングエグゼクティブ層や「働くかっこいい女性」をターゲット展開されるという。販売形態や価格など、詳細については11月下旬頃にKDDIの製品情報ページに公開される予定。


W55T 端末を開いたところ

ボディカラーによって仕上げは異なる 名刺サイズのボディ

背面部。7×7ドットのLEDサブディスプレイを搭載 アンテナマーク

電池マーク 時刻は右から左に流れていく

側面部。中央にあるのは充電ランプ もう一方の側面部に外部接続端子。卓上ホルダは用意されず、端末に直接ケーブルを接続する

底面部にカメラを搭載し、マナーボタンもこちらにある 電池フタの内側にmicroSDカードを装着するタイプ

ボタン部はシートキーを採用

待受画面 メニュー画面


URL
  ニュースリリース
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2007/1016/

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(津田 啓夢)
2007/10/16 11:31

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