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2.8インチ有機EL搭載のハイエンドモデル「W56T」

W56T

 「W56T」は、2.8インチの有機ELディスプレイでワンセグが楽しめる東芝製CDMA 1X WIN端末。EV-DO Rev.Aに対応。12月以降に発売予定で、価格は20,000円台半ばとなる見込み。

 ハイスペックは折りたたみ型端末となるが、デザインはシンプルにまとめらている。数字ボタンなどはシートキーとなり、日本語文字入力にはATOK for au+APOTを採用する。ワンセグなどの映像がより充実して楽しめるハイエンド端末という位置付けで、側面部はΣ(シグマ)形状になっており、端末を開けやすいよう配慮されている。

 音楽サービス「LISMO」とソニー製オーディオ機器が連携する「オーディオ機器連携」機能に対応し、ダウンロードした着うたフルの楽曲をパソコン向けソフト「LISMO Port」を利用してウォークマンへ転送できる。

 また、ソニー製HDDコンポ「ネットジューク」に楽曲を保存することで、パソコンを使わずに着うたフルのバックアップ、再生、ウォークマンや携帯電話への転送が行なえる。「LISMO Port」は12月以降に提供される予定で、ネットジュークへの転送も12月以降の無償アップグレード以降に実現する見込み。

 メインディスプレイは約2.8インチ、240×400ドットの有機ELディスプレイ、サブディスプレイは7×7ドットのLEDとなる。

 ワンセグに対応し、端末はディスプレイが約360度回転する「リバーシブルスタイル」を採用。旧ボーダフォン向け東芝製端末「V604T」の「TVビュースタイル」と同じようなもので、ヒンジ部側面にあるボタンを押しながらディスプレイを回転させると、背面部とバッテリーのある底面部がくっつく形になる。回転に合わせてワンセグの自動起動が可能で、側面部のΣ形状がリバーシブルスタイルでは画面を若干上に向ける役目を果たしており、ソニー・エリクソン製BRAVIAケータイ「SO903iTV」のようにワンセグをより視聴しやすい工夫がなされている。

 なお、ワンセグの映像は、東芝の液晶テレビ「REGZA」の映像技術を採用した「記憶色」にチューニングされる。番組に応じて、ノーマル/ファイン/シネマの画質が選択可能で、高音質技術DBEXのほか、BASSおよびWIDEの3パターンの音質が選択できる。ワンセグの予約録画やタイムシフト再生機能なども利用可能。デジタルラジオやFMラジオも用意される。


ハイウェイオレンジ チャイナホワイト
ハイウェイオレンジ
チャイナホワイト

ユニバースブラック 3色
ユニバースブラック
3色

閉じたところ 側面
閉じたところ
側面

 また、BluetoothのAVプロファイルをサポート。オプション品の「Bluetoothレシーバー01」などを利用して、LISMOやワンセグの音声などがワイヤレスで楽しめる。市販のBluetoothヘッドセットなども利用できる。約800MB(暫定)の内蔵メモリに音楽を記録できる。

 カメラ機能は、オートフォーカス機能付きの324万画素CMOSカメラを搭載する。「リバーシブルスタイル」ではメインカメラが隠れてしまうため、撮影は端末を開いた状態で行なう。microSDカードスロット(最大2GB)を装備。

 さらに、ワンセグを見ながらインターネット検索、EZナビウォークを使いながらメールを読むなど、2つの機能を同時に表示できる「マルチプレイウィンドウ」に対応。「au one メール」などの情報やカレンダーなど各種ツールを待受画面などに表示できる「au one ガジェット」も利用できる。

 このほか、おサイフケータイやフルブラウザ「PCサイトビューアー」、オープンアプリプレーヤー、EZナビウォーク(3Dナビ、声de入力)、安心ナビ、災害時ナビ、デコレーションメール、安心ロックサービスなど、auの各サービスに対応する。赤外線通信(IrSimple)に対応するほか、緊急通報の際には、ユーザーの現在地をGPS測位などで通知できる。EV-DO Rev.Aに対応するため、テレビ電話機能も利用できる。端末には、3Dゲームアプリ「Biohazard4 Mobile edition 体験版」がプリセットされる。

 大きさは約50×106×17.8mmで、重さは約145g。連続通話時間と連続待受時間は検討中とされている。ボディカラーはハイウェイオレンジ、チャイナホワイト、ユニバースブラックの3色展開。


W56T 「WIN」のロゴの下にあるのが7×7ドットのLEDサブディスプレイ

側面部。ワンセグのアンテナは外側に搭載されている 平型イヤホン端子。ヒンジ部にはリバーシブルスタイル用のボタンがある

もう一方の側面 端末上部に赤外線通信ポート。端末が開きやすいΣ形状

バッテリー側底面部におサイフケータイ ヒンジ付近にメインカメラ

端末を開いたところ シートキーを採用

ヒンジ付近をボタンを押してディスプレイ側のボディを回転させる リバーシブルスタイルでは、Σ形状が反対に山型になるため、画面が若干上を向く


URL
  ニュースリリース
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2007/1016/

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(津田 啓夢)
2007/10/16 11:09

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