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ドコモが5月より開始する予定の次世代携帯電話サービス「FOMA」が、10月に延期されると一部メディアで報道された件について、NTTドコモは、「予定通り、5月末よりサービスは開始する。ただ、端末、通信設備、ソフトウェアなど開発の遅れが生じており、サービス形態について、試験運用、限定提供を含めて再検討していることは確か」とコメントした。また、サービスの提供条件など詳細は、決定した時点で告知するという。
ドコモの次世代携帯電話「FOMA」は、現在の携帯電話の約40倍(移動時毎秒最大384キロビット)の速度でデータ通信が可能で、動画や音声など容量の多いコンテンツを送受信できる。従来公表されていた予定では、5月末より、東京23区全域、横浜市、川崎市の一部でサービス開始とされていた。
なお、無線設備の技術基準適合証明及び認証業務を実施する総務省の外郭団体財団法人テレコムエンジニアリングセンター(TELEC)の発表資料によれば、すでに松下通信工業のFOMA P2401や日本電気のFOMA N2001など、FOMA端末がすでに同適合証明を受けている。これら端末の出荷などにも影響が出ることは間違いないと思われる。
・ NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/
・ TELEC
http://www.telec.or.jp/
(伊藤 大地)
2001/04/24 12:17
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