ケータイ Watch
最新ニュースIndex
【 2009/06/26 】
携帯フィルタリング利用率は小学生で57.7%、総務省調査
[17:53]
ドコモ、スマートフォン「T-01A」を28日より販売再開
[16:47]
ソフトバンク、コミュニティサービス「S!タウン」を9月末で終了
[15:51]
ソフトバンク、ブランドキャラクターにSMAP
[15:34]
カシオ、携帯での閲覧にも対応した画像変換ソフト
[14:56]
テレビ朝日、iモードで動画配信「テレ朝動画」を開始
[13:54]
ファーウェイ、東京に「LTEラボ」開設
[13:22]
SoftBank SELECTION、iPhone 3GS向けケース3種発売
[13:04]
「G9」の文字入力に不具合、ソフト更新開始
[11:14]
アドプラス、iPhone 3G向けコンバージョンレンズ
[10:41]

グーグル、携帯向けのコンテンツ連動型広告サービス開始

ジョン・ラーゲリン氏
 グーグルは、携帯電話向けのコンテンツ連動型広告サービス「モバイル版コンテンツ向けAdSense」を10月初旬より提供する。

 グーグルはこれまで、携帯電話向けに検索連動型広告サービスなどを提供してきた。今回の「モバイル版コンテンツ向けAdSense」は、携帯電話向けWebサイトの内容を判断して、Webサイトの内容と関連する広告を表示するというもの。パソコン向けのWebサイトなどで従来から提供しており、同様に独自のアルゴリズムによってコンテンツの内容が判断される。

 パソコン版と同様に、モバイル版ではアカウント登録したユーザーは誰でもAdSense広告が掲載できる。“勝手サイト”と呼ばれるいわゆる一般サイトで導入できるほか、携帯電話向けのブログなどを運営する個人ユーザーも利用できる。

 なお新サービスは現在、3キャリアに提供しているSNS「GREE」の携帯電話版において導入されている。公式サイトでの「モバイル版コンテンツ向けAdSense」の導入は、キャリアの同意が必要になるとみられる。

 また、従来パソコン版を利用しているユーザーは、同じアカウントでモバイル版の提供が可能。広告の投稿はパソコンを使って行なう。広告を配信したくない場合などもパソコン版と同様にWeb上から全て操作できる。

 グーグルのストラテジック パートナー ディベロップメント部門のマネジャー ジョン・ラーゲリン氏は、コンテンツ連動型広告の提供により、コンテンツプロバイダーは公式コンテンツの月額制のビジネスモデルだけではなく、一般サイトによる広告モデルのビジネスも可能になると話している。

 グーグルでは、広くユーザーが使える広告ツールを提供し、モバイルにおいても広告へのタッチポイントを増やしたい考え。今後、携帯電話らしい広告サービスの展開なども期待できる。


GREEで導入されているコンテンツ連動型広告


URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.google.com/intl/en/press/annc/20070917_mobileads.html


(津田 啓夢)
2007/09/18 13:47

ケータイ Watchホームページ

ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
Copyright (c) 2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.