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「シニア向けケータイカタログ」~家族に贈る1台を選ぶ
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さまざまな種類の携帯電話が発売される昨今、子供やシニア層に的を絞ったモデルが各キャリアで増えつつある。「らくらくホン」に代表されるシニア向けモデルは一定の市場を築いているとも言える。
「シニア向けモデル」と分けることはできるものの、いろいろな機能を使ってみたいアクティブな人から、とりあえず家族と連絡がとれればよい、という人まで、実際に利用するユーザーの要求はさまざま。また、利用する本人に便利な機能のほかにも、周りの家族にとって便利・安心な機能といった側面からみると、注目すべきポイントも変わってくるだろう。今回の特集では、ラインナップが充実しつつあるシニア向けモデルの概要を紹介するとともに、注目のスペックをカタログ形式で一覧できるようにした。
ドコモ
au
ソフトバンク
■ ドコモ、auはラインナップが充実
キャリア別の動向では、NTTドコモは富士通製の「らくらくホン」シリーズを中心に、独自のシニア向けモデルを開発し展開している。シニア向けモデルの代表格である「らくらくホン」シリーズは、入れ替わりの激しいラインナップの中では異例ともいえる息の長い人気を記録している。歩数計や読み上げ機能など、機能面でも独自機能が充実した「らくらくホンIV」などのほか、機能を通話とメールだけに絞ったシンプルなモデルもラインナップに加えている。
auは、既存のモデルをベースにシニア向けの機能を付加したモデルがラインナップされている。3つのショートカットキーや大きな文字表示、大きな通話音量など基本的な機能を備える。「A5528K」では着うたやEZナビウォーク、GPSを利用した安心機能など、一般的な端末向けの機能も搭載されているのが特徴。また、通話だけに機能を絞ったモデルもラインナップされている。ただ、シニア向けのラインナップにCDMA 1X WIN端末が無いのは、積極的に機能を使いたいユーザーや家族には残念なところだ。
ソフトバンクモバイルでは、「812SH」をベースに大きな文字表示や見やすいキートップ表示などの変更を加えた「GENT 812SH s」がラインナップされている。シニア向けを謳うモデルはまだ少ないが、家族向けの料金プランも登場しているので、ラインナップの拡充に期待したい。
■ 基本使用料が割安なシニア向けプラン
各社のシニア向け料金プランでは、NTTドコモは60歳以上を対象にした料金プラン「ファミリーワイド」を用意している。「新いちねん割引」「ファミリー割引」を併用すれば、毎月の基本使用料は1,575円。
auは、CDMA 1X端末向け料金プランに、60歳以上を対象とした「サポートプラン」と割引サービス「ワイドサポート」が用意されている。「年割」と「家族割」を加えれば、月の基本使用料は1,575円。シニア向けモデルは1X端末のみなので、料金プランもそれに準じる形。
ソフトバンクモバイルでは、シニアを対象とした独自の料金プランは用意されていない。「ホワイトプラン」と割引サービス「ホワイト家族24」を組み合わせると、家族間でソフトバンク同士なら24時間通話料が無料になる。ドコモの料金プランをコピーしたブループランでは、「キッズ・シニアプラン」が「1年割引」「家族割引」併用で基本使用料1,470円、auの料金プランをコピーしたオレンジプランでは、「キッズ・シニアプラン」が「年間割引」「家族割引」併用で基本使用料1,478円となっている。
■ URL
NTTドコモ 「ファミリーワイド」案内ページ
http://www.nttdocomo.co.jp/charge/bill_plan/plan/family_wide/
au 「ワイドサポート」案内ページ
http://www.au.kddi.com/ryokin_waribiki/waribiki/kazokuwari.html#wide_support
ソフトバンクモバイル 「ホワイトプラン」案内ページ
http://mb.softbank.jp/mb/price_plan/3G/white_plan/
(編集部)
2007/09/13 11:22
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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