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NTTレゾナントは、インターネット上での各種実験サービスを提供する「gooラボ」において、タクシー会社の配車システムを活用する実証実験を開始した。パソコンやiモード対応の携帯電話から利用できる。 今回行なわれる実験は、タクシーのいる場所を地図上に表示し、ユーザーが最寄りのタクシーを探し出して、呼び出せるというもの。ユーザーの現在地情報は利用しない。タクシーの現在地や走行データ（プローブデータ）は、タクシー会社の配車システムで収集したもの。実験は、神奈川県横浜市内に限定して行なわれ、横浜個人タクシー協同組合と三和交通が協力する。 携帯電話やパソコンで実験サイトにアクセスすると、タクシーの場所が地図に表示され、ユーザーが最寄りのタクシーがどれか探し出せる。パソコン版は地図を動かして任意の場所で探せるが、iモード版で確認できるのは横浜駅周辺など4カ所のみとなる。携帯電話から利用した場合、「Phone to機能」によって配車センターに電話してタクシーを呼び出せる。 本実験は、NTTドコモが取り組む「SKYプロジェクト」のプローブ情報提供システム実証実験の一環と位置付けられ、2008年3月末まで行なわれる。NTTレゾナントでは「ユーザーにとっては外出した際、便利に最寄りのタクシーを呼び出せる。タクシー会社にとっては乗車機会の拡大をもたらす」とそのメリットを説明している。 ■ ＵＲＬ プレスリリース http://help.goo.ne.jp/info/detail/1003/ （関口 聖） 2007/09/07 16:31 | ||||||
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