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スライド機構を採用するほか、タッチパネルで独特のなぞり方をすると操作できる「TouchFLO」をサポート。HT1100では、Windows Mobile標準の待受画面に加え、専用の待受画面機能が用意されているが、この専用待受画面ではTouchFLOによる操作が可能となっている。たとえばディスプレイ下部から上へなぞると、アドレス帳画面に切り替わり、そこから左になぞると写真閲覧機能や各種アプリケーションのランチャーに切り替えられる。Webブラウジングの際にも、左から右へなぞるとWebページの表示が左から右へとスクロールする。たとえば写真閲覧画面では、写真の一部を拡大表示するには、拡大したい部分の上に指を置いて、指先で時計回りに円を描くようになぞる。拡大表示した後、逆時計回りになぞれば縮小表示になる。 30日の発表会会場で展示されていた実機でこういった操作を行なったところ、うまく操作できなかったり、もたついたりした場面もあったが、感度などは現在調整中とのこと。なお、ユーザー自身によるジェスチャー登録や感度調整はできないという。 TouchFLOによる操作は、プリセットされた機能のみになる。ただし、Windows Mobileで、スタイラスによる操作に関するAPIを用いたアプリケーションがあれば、タッチパネルでの操作は可能。TouchFLO対応アプリの開発ができるかどうかは未定だが、現時点では実現の見込みは薄いようだ。
大きさは107×55×16.5mm、重さは約120g。W-CDMA対応で下り最大3.6MbpsのHSDPA（FOMAハイスピード）方式でも利用できる。またGSM/GPRS方式も対応する。連続待受時間は3G静止時で約270時間、GSMで約240時間。連続通話時間は3Gで約160分（テレビ電話は約70分）、GSMで約170分。ディスプレイは約2.6インチ、240×320ドット、65,536色表示のTFT液晶で、外側に約200万画素のCMOSカメラ、内側に約10万画素のCMOSカメラを装備する。microSDカードスロットを備え、Bluetoothをサポートする。 主なアプリケーションは、Internet Explorer Mobile、Outlook Mobile、Office Mobile、Windows Media Player 10 Mobile、FMラジオなど。YouTube Mobileなどのストリーミング再生に対応したアプリ「ストリーミングメディア」や、プレイリスト作成などが可能な「オーディオプレーヤー」も利用できる。メール関連では、1100シリーズ固有のサービスとして、メール着信通知機能が利用できる。1100シリーズのユーザー宛にメールが届くと、SMSで着信があったことが伝えられ、擬似的なプッシュ受信が可能となっている。通知時に料金はかからない。 CPUや内蔵メモリ、Bluetoothのプロファイルなど詳細なスペックは、「今後変更される可能性がある」との理由で明らかにされていない。ただし、Bluetoothに関してはハンズフリーやデータ交換が可能とされている。iモードサービスは利用できないが、スマートフォン向けパケット通信定額サービス「Biz・ホーダイ」が契約できる。ボディカラーはSmart Black Pearl Whiteの2色がラインナップされる。 【お詫びと訂正 2007/9/12 16:18】 記事初出時、メール通知機能に関して「mopera Uの機能を使って擬似的なプッシュ受信ができる。ただし通知1回につき5.25円かかる」としておりましたが、その後、1100シリーズ専用のメール着信通知機能が提供されることが明らかとなりました。お詫びして訂正いたします。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/070830_00.html 製品情報 http://www.nttdocomo.co.jp/product/business_model/ht1100/ ■ 関連記事 ・ ドコモ、Windows Mobile搭載のFOMA端末2機種 （関口 聖） 2007/08/30 18:34 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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