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シャープが液晶特許でサムスンを提訴、サムスンは逆提訴を検討
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シャープは、米国において取得している液晶関連の特許5件について、サムスン電子が製造し米国で販売している液晶関連製品がこれらの特許を侵害していると主張し、テキサス州東部地方裁判所に損害賠償と製品の輸入・販売の差止要求、陪審員裁判を求めて提訴したことを明らかにした。損害賠償の請求額は明らかにされていない。
シャープの発表によれば、サムスン電子、サムスン電子アメリカ、サムスンテレコミュニケーションアメリカが米国で販売している液晶製品について、シャープが米国で取得・所有している液晶関連特許5件を侵害しているという。
シャープ側が侵害されたとしている特許は、米国特許第4,649,383号、第5,760,855号、第6,052,162号、第7,027,024号、第7,057,689号の5件で、いずれも液晶の表示装置や駆動方法に関する内容。
シャープは発表の中で、「かねてより、当社所有の液晶関連特許のライセンスについて三星電子と話し合いをしてきたが、現状では話し合いで解決することは困難と判断した」としている。なお、今回の提訴は米国特許に基づくものであり、米国以外で同様の提訴を行なうかどうかについては未定としている。
サムスン電子の広報部では、本件について、「(サムスン電子が)使用していない特許、サムスンが保有するLCDの特許については、逆提訴を検討している」とだけコメント。シャープと争っていく構えを見せている。
■ URL
ニュースリリース(シャープ)
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/070807-a.html
日本サムスン
http://www.samsung.com/jp/
(太田 亮三)
2007/08/07 12:41
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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