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マイクロソフトとマーベル、東京駅で「X01T」などの体験会

Windows Mobile Summer Campaign 2007

ゆかた姿のスタッフがノベルティグッズなどを配布していた
 マイクロソフトとマーベルジャパンは、7月11日と12日の2日間、東京駅構内の「Dila東京Media Court」において、マーベル製CPUを搭載したWindows Mobile対応スマートフォンのタッチ&トライイベント「Windows Mobile Summer Campaign 2007」を開催している。

 会場では、イー・モバイルの「EM・ONE」、ウィルコムの「Advanced W-ZERO3[es]」、ソフトバンクモバイルの「X01T」といった各事業者のWindows Mobile端末が並んでおり、自由に触ることができる。説明員も常駐しており、体験しながら説明も受けられるほか、大型モニターを使ってプレゼンテーションなども行なわれていた。

 会場が新幹線の改札付近ということもあり、列車を待つビジネスパーソンも多く見られた。マイクロソフトの担当者によれば、画面が大きく目立つということもあって、イー・モバイルの「EM・ONE」は特に注目を集めているとのこと。また、8月中旬以降に発売予定の「X01T」の使用感が試せるため、噂を聞きつけた熱心なスマートフォンユーザーもいたという。

 なお、これらの端末にはいずれもマーベル製のCPU「PXA270」が搭載されている。同社は昨年、PDAやスマートフォンに使われるプロセッサ事業をインテルから買い取り、PDAおよびスマートフォン向けCPU「PXA」シリーズはマーベルブランドに変わった。

 今回のイベントでは、最新CPU「PXA300」も紹介されていた。「PXA270」のクロック周波数は520MHzとなるが、「PXA300」では624MHzを実現しており、同じクロックにした場合、「PXA270」よりも低消費電力が可能だという。低コスト化も実現しており、海外PDAおよびスマートフォン向けのドライバはすでにサンプル提供している状況。マーベル担当者によれば、すでに量産体制は整っているとのことで、近い将来、海外向けスマートフォンなどでも「PXA300」を搭載した端末が登場すると見られる。


X01T 「X01T」の一般向けタッチ&トライイベントは今回が初めて

大型液晶が注目を集めた「EM・ONE」 会場内ではプレゼンテーションも行なわれていた

PXA270(左)とPXA300(右)を紹介 PXA300


URL
  マイクロソフト
  htt://www.microsoft.com/japan/
  マーベル(英文)
  http://www.marvell.com/

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(津田 啓夢)
2007/07/11 19:02

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