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着せかえパネルをイルミネーションで演出する「SO704i」

PINK×BUTTERFLY
 「SO704i」は、9種類の「Style-Upパネル」と対応するイルミネーションの演出が楽しめるソニー・エリクソン製の折りたたみ型端末。サブディスプレイもパネル越しに浮かび上がるほか、端末を閉じるたびに多彩なイルミネーションが楽しめる。発売時期は7月を予定する。

 SO704iは、春モデルの「SO703i」の後継モデル。対応サービスや機能はほぼ同等だが、カメラがオートフォーカスに対応したり、テンキーがシートキーになるなど、ハードウェア面で若干の変更がある。ディスプレイは引き続き16:9に近いワイドQVGAだが、画質補正エンジンが変更され、よりコントラストがはっきりしたという。

 背面パネルの内側には、非対称なレイアウトでイルミネーションLEDが搭載されている。着せ替えパネルの「Style-Upパネル」には、そのLED位置にあわせて透過する部分があり、LED点灯時は、Style-Upパネルに隠された絵柄が浮き出るようなデザインとなっている。

 Style-Upパネルの形状はSO703iとほぼ同等だが、背面のイルミネーションLEDの位置が違うため、パネルの互換性はない。パネルを外したところには、SO703iと同様に「アロマシート」をつけるスペースが用意されている。

 SO703iはフレームレスのテンキーを採用していたが、SO704iではシートキーに変更され、通常のキーでは難しいグラデーションデザインとなっている。キーの内部には変更がなく、クリック感などはあまり変わっていない。SO703iではほかのボタンの大きさに比べてクリアキーが小さめのデザインだったが、SO704iでは改良された「大きなクリアキー」が一つのセールスポイントとなっている。


 メインカメラは有効画素数約200万画素、記録画素数約200万画素のオートフォーカス対応CMOSカメラ。インカメラは有効画素数約11万画素、記録画素数約10万画素のCMOSカメラ。外部メモリはmicroSDに対応する。 メモリカードスロットは電池を外さないと抜き差しできない。

 メインディスプレイは約2.7インチ、240×432ドット、262,144色表示のTFT液晶。サブディスプレイは約1.1インチ、128×36ドット、1色表示の有機EL。

 機能面では、メガiアプリやおサイフケータイ、着うたフルなどに対応している。フルブラウザは搭載していない。音楽再生機能はAACに対応する。704iシリーズとしては唯一、プッシュトークにも対応している。

 大きさは約105×47×18.7mmで、重さは約105g。連続待受時間は静止時約600時間、移動時約450時間。連続通話時間は約160分、連続テレビ電話時間は約90分。本体カラーはPINK×BUTTERFLY、SILVER×SHINE、PURPLE×STARの3色。Style-UpパネルはBUTTERFLY、SHINE、STAR、ANGEL HEART、TWINKLE FAIRY、ROYAL MIRROR、BLUE SEA、GOLDEN MOON、FANTASY SKYの9種類が用意される。


SILVER×SHINE PURPLE×STAR

テンキー部分の色はグラデーションが施される パネル「BLUE SEA」を装着

9種類の「Style-Upパネル」 上段左からBUTTERFLY、SHINE、STAR、ANGEL HEART、TWINKLE FAIRY
下段左からROYAL MIRROR、BLUE SEA、GOLDEN MOON、FANTASY SKY

3つのカラーバリエーション カラーバリエーションごとに内面の配色も異なる 各色、キー面がグラデーションでデザインされている

イルミネーション点灯時。中央の蝶はだけ有機ELのサブディスプレイによる表示 Style-Upパネルを外したところ。表側からだと、どこに透過部分があるかわからないようになっている Style-Upパネルは、各色に付属する計3種にオリジナル6種を加えた合計9種類がオプションとして販売される

待受画面。16:9に近い比率のワイドなので、画面がだいぶ縦長に見える メニューなども縦に長い画面を生かした縦移動中心のデザインとなっている カメラとFeliCaのアンテナは下筐体の背面に搭載している


URL
  ニュースリリース
  http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/070704_01.html
  製品情報
  http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/704i/so704i/


(太田 亮三, 白根 雅彦)
2007/07/04 16:39

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