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東京ミッドタウンで「SIMPURE L2」披露イベント
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SIMPURE L2(Noble Gold )
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2日、東京六本木の複合施設「東京ミッドタウン」内で、NTTドコモの新機種「SIMPURE L2」を紹介するイベントが開催された。LG電子ジャパン代表取締役の李揆弘氏や、NTTドコモ執行役員プロダクト部長の永田清人氏、SIMPURE L2のデザインを担当したグエナエル・ニコラ氏らが登場した。
■ LGはデザインに注力
SIMPURE L2は、6月29日に発売された、LG電子製のスライド型FOMA端末。ゲームボーイアドバンスなどを手掛けたプロダクトデザイナーのグエナエル・ニコラ氏がデザインしている。
国際ローミングサービス「WORLD WING」対応で、GSM方式対応のエリアでも利用できる。また、130万画素カメラを搭載する。
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Royal Black
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メインメニュー
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日本語入力画面
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LG電子ジャパンの李揆弘氏(左)とヨンア(中央)、グエナエル・ニコラ氏(右)
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NTTドコモ永田氏
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LG電子ジャパンの李氏は「LG電子の携帯電話事業は1996年に開始された。現在は世界各国で展開しており、2007年の出荷台数は約8,000万台を計画している。現在、携帯電話市場における当社の世界シェアは4~5位だが、2010年を目処にトップ3になることを目標にしている。そのため、2005年度からデザインに注力してきた。LGは東京・ロンドン・ニューヨーク・中国・ミラノにデザイン拠点を設けている。これまでにChocolateの出荷台数は1,000万台以上となり、メタリックなShineやファッションブランドとコラボしたPRADA Phoneも好評」と述べ、デザインに注力する姿勢をアピールした。
ニコラ氏を起用した理由について同氏は「LGが世界シェアを拡大していく中で、日本市場に対しては日本専用モデルを開発する必要があると考え、日本に滞在して15年になるニコラ氏に依頼することになった」と説明していた。
このほか、NTTドコモ執行役員でプロダクト部長の永田清人氏は「LGさんとは、海外で使えるケータイを一緒に開発してきたが、今回で3代目。グローバルな企業ということで通信技術にも明るく、今後もこういった製品を提供していきたい」と語っていた。
■ SIMPURE L2のデザインコンセプト
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SIMPURE L2を気に入っていた様子のヨンア
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ニコラ氏は「今回のプロジェクトは、日本のドコモ、韓国のLG、デザインがフランス(ニコラ氏はフランス出身)で、非常におもしろかった。デザインにあたっては、何よりもユーザーのことを考えた。今回は、美しさやユーザーの気持ちを考慮しながらデザインした」と述べる。
SIMPURE L2のコンセプトをユーザー第一とした理由については、「テクノロジーの進化は非常に早く、性能は十分高い。テクノロジーだけ見せれば人と人の関係は弱くなる」と述べ、端末デザインが技術偏重の姿勢を正す役割を担ったとした。
ニコラ氏は「プロダクトデザインは、どこまで飽きられない製品を作れるかということ。今回は、長く使ってもらえるケータイにしたかった。SIMPURE L2のプロジェクトは2年ほどかかっており、いろんなことを考えて今のタイミングを選んでリリースした」と語っていた。
このほか会場には、韓国出身のモデルで日本でも活躍するヨンアが訪れ、ニコラ氏とトークする場面も見られた。ヨンアは「よく韓国に帰るので、どこでも使えるSIMPURE L2のような携帯電話は便利。日本にいるときも韓国内の家族とテレビ電話できる」と述べ、その機能をアピールしていた。
■ URL
LG電子
http://jp.lge.com/
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(関口 聖)
2007/07/03 16:49
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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