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KDDIは、2005年に発売された通話特化の京セラ製CDMA 1X端末「簡単ケータイS(A101K)」の電池パックの一部で、強い衝撃を受けた場合に発熱・膨張の可能性があることを明らかにした。破裂や発火の可能性はないとのことだが、同社では良品への交換を実施する。
今回明らかにされた事象は、簡単ケータイSの電池パック「1403UAA」の一部で、強い衝撃が与えられると電池パックが発熱し、膨張する場合がある。KDDIに対して、ユーザーからの申告は寄せられていないとのことで、電池パック製造元のNECトーキンからの連絡を受けて、明らかになったという。対象の電池パックは、「A1403UAA」のうち、製造番号がKY-YIA、KY-YKA、KY-YLA、KY-XCA、KY-XDA、KY-XEA、KY-XFAのいずれかに該当するもの。簡単ケータイSは、6月20日時点で20万9,000台あるが、本事象に当てはまる電池パックは34,000台。
同様の事象は、前日の13日にもウィルコムから「日本無線製端末で発生する」と発表されており、そちらで利用されている電池パックもNECトーキン製となっている。KDDIでは「少し電池メーカーからの連絡が遅れ、14日に発表することになった」と説明している。
KDDIでは、該当ユーザーに連絡を取るとともに、準備が整い次第、良品を発送する。
製造元というNECトーキンによれば、「(13日発表の)ウィルコム向けの電池は、当社が最終形式まで手掛けて納めている。今回は、電池パック内のセル、つまり電池単体を京セラに納め、それが京セラによって電池パック化されたもの。同じ電池パックではないが、同じセルを使っているということで、KDDIと京セラは回収を決定したようだ」と説明している。また、「その他の端末では発生する恐れがない」としている。
■ URL
auからのお知らせ
http://www.au.kddi.com/news/information/au_info_20070614.html
(関口 聖)
2007/06/14 18:07
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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