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シャープ、小型化・低消費電力化を図ったワンセグモジュール
矢印の先がワンセグモジュール
シャープは、同社の従来製品と比べて約45%減の小型化を実現し、消費電力も業界最小というワンセグチューナーモジュール「VA3A5JZ912」を開発した。7月2日よりサンプル出荷が開始され、サンプル価格は10,000円。9月30日から量産が開始される。
今回開発されたワンセグチューナーモジュールは、大きさが7.3×7.3×1.25mm。2007年1月に発売されたモデルは9.0×9.0×1.5mmというサイズだったが、そこから体積は45%小さくなり、小型化が進められている。また、同社独自の電流制御機能搭載のチューナーIC、OFDM復調ICのチップセットを開発したことで、85mWという消費電力を実現した。なお、2007年1月のモデルでの消費電力は95mWだった。
また、新幹線や自動車内での視聴を想定し、移動時の受信性能は従来品の2倍に向上した。同モジュールだけではなく、アンテナやデコーダーなどを含むリファレンスデザインも用意される。シャープでは、小型モジュールを開発した経緯について「ワンセグ対応の携帯電話は、コンパクトなデザインと長時間使用が求められており、これに対応するため」としている。
リファレンスデザインも用意される
構成図
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URL
ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/070612-a.html
(関口 聖)
2007/06/12 16:35
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