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NTTドコモは、パケット通信の高額利用に関して注意を促している。パケット定額制サービスの対象にならないサービスなどが改めて案内されている。
ドコモによれば、パケット通信の定額制や高額利用などについて、電話窓口の「お客様相談室」には毎月数十件の問い合わせがあるという。「お客様相談室」への問い合わせ自体に目立った増加傾向はないとしているものの、23日には総務省からパケット通信の高額利用について注意を促す案内がなされ、これを受けた形で改めてパケット定額制の対象サービスなどが案内されている。
案内の中ではまず、データ量の大きい着うたフル、メガiアプリ、iモーションなどの動画ファイル、パソコンと接続しインターネットに接続した場合などで、思いがけずパケット通信料金が高額になる場合があるとし、パケット定額制サービスへの加入を勧めている。
パケット定額制サービスについても、定額制の対象にならない通信があることを注意している。一般ユーザーが主に使う「パケ・ホーダイ」はiモードの通信のみが対象で、iモードフルブラウザ、スマートフォンでの通信、パソコンと接続してのインターネット閲覧などはパケット定額制の対象外。「パケ・ホーダイフル」は、iモードとiモードフルブラウザがパケット定額制の対象になるが、その他は対象外だ。
このほか、デュアルネットワークサービス利用時のmova端末でのパケット通信や、パケット通信ではないショートメッセージ、プッシュトーク、テレビ電話などもパケット定額制の対象外になる。
同社では、使いすぎを防止する策として、「一定額到達通知サービス」を案内している。月額の利用料は無料で、通話・パケット通信料の合計が予め決めた額に達するとメールで通知される。
なお、au、ソフトバンクモバイルが提供しているパケット定額制サービスについても、種類により定額制サービスの対象にならない通信があるので、通信をよく利用するユーザーは利用しているプランやサービスを改めて確認しておくとよいだろう。
■ URL
重要なお知らせ
http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/070529_00.html
携帯電話のパケット通信料金の高額利用の防止策(総務省)
http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/070523_1.html
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(太田 亮三)
2007/05/29 12:48
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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