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ワンセグ対応、回転2軸ヒンジの「W53T」

ピンクサファイア

ピンクサファイア

左からブラックダイヤモンド、ブルートパーズ、ピンクサファイア

左からブラックダイヤモンド、ブルートパーズ、ピンクサファイア
 「W53T」は、ワンセグに対応した東芝製CDMA 1X WIN端末。発売時期は6月中旬、価格は1万円台半ばになる見込み。

 回転2軸ヒンジ機構を採用しており、ディスプレイを回転させて閉じると、ワンセグ機能が起動する。2GBのmicroSDカードであれば、約10時間の録画も可能で、予約録画、録画中の通話やメール着信に対応する。

 大きさは約49×104×18mm(最厚部約20mm)、重さは約135gで、外観は薄さをアピールし、先端が細くなる楔形に仕上げられている。ただし、鋭角なデザインではなく、先端に向かってわずかに傾いているという形状になる。背面はハーフミラー処理となっており、電話がかかってきた時など、7色のイルミネーションとテキストで通知する。

 メインディスプレイは、約2.8インチ、240×400ドットで、サブディスプレイは約0.8インチ、39×96ドット。メインディスプレイは、W54Tよりもサイズ・解像度ともに小さいが、同じ高画質技術が用いられており、肌の色など“記憶色”にあわせたチューニングが施されたり、光が乱反射しにくいよう表面の強化ガラスと液晶パネル本体を密着させたりするといった工夫が凝らされている。

 ワンセグ、LISMO、着うたフル、EZナビウォーク、おサイフケータイ(EZ FeliCa)、EZニュースフラッシュ、デコレーションメール、PCサイトビューアー、オープンアプリプレイヤー、PCドキュメントビューアー、ボイスレコーダー、赤外線通信などが利用できるほか、新サービスのラッピングメール、Touch Message、災害時ナビもサポートする。

 同時に発表されたW54Tと比べると、デジタルラジオには非対応となり、画面のサイズと解像度が異なる。またBluetooth機能も用意されていない。

 連続待受時間は約270時間、連続通話時間は約240分。オートフォーカス付き196万画素カメラや、microSDカードスロットを装備する。ボディカラーは、ピンクサファイア、ブルートパーズ、ブラックダイヤモンドの3色。


ブルートパーズ ブラックダイヤモンド
ブルートパーズ
ブラックダイヤモンド

側面 3色

開いたところ キー配列 背面
開いたところ キー配列 背面

左側面 右側面
左側面 右側面

メインメニュー 左からメールメニュー、PCサイトビューアーメニュー、「機能」メニュー メール本文画面
メインメニュー 左からメールメニュー、PCサイトビューアーメニュー、「機能」メニュー メール本文画面


URL
  KDDI ニュースリリース
  http://www.kddi.com/corporate/news_release/2007/0522/
  東芝 プレスリリース
  http://www.toshiba.co.jp/about/press/2007_05/pr_j2201.htm

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(関口 聖)
2007/05/22 11:35

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