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「JavaFX」は、既存のJava技術をベースにしたプラットフォーム。8日の発表では、記述言語の「JavaFX Script」、携帯機器のネイティブOS上で動作する「JavaFX Mobile」と2つの製品が発表された。 「JavaFX Script」は、コンテンツ開発者向けにリッチメディアコンテンツをJava技術をベースに作り上げるための記述言語。同社では「Java技術は携帯機器やパソコンで十分普及し、事実上、クライアント端末とブラウザベースのインターネットアプリケーションを結びつける唯一の存在」としており、JavaFX Scriptであれば、インターネットアプリケーションを従来よりも迅速かつ簡単に開発できるとアピールしている。なお、現行のJava実行環境上でもJavaFX Scriptは動作するとのこと。またオープンソースとして提供される予定。 一方の「JavaFX Mobile」は、携帯電話などでの組込用途が想定された製品。JavaとLinuxをベースに、LinuxカーネルのネイティブOS上で動作するJavaVMやユーザーインターフェイス、通話機能などのミドルウェア、メッセージングやブラウザ、メディアプレーヤーなどのアプリケーションを開発できる。Java MEによるアプリもサポートし、標準のJava APIも利用できる。 同社では、開発者向けコミュニティへの参加を呼びかけるとともに、JavaFX Scriptのα版サンプルコードを無償公開している。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース（英文） http://www.sun.com/aboutsun/pr/2007-05/sunflash.20070508.2.xml JavaFX 概要（英文） http://www.sun.com/software/javafx/ JavaFX Script 概要（英文） http://www.sun.com/software/javafx/script/ JavaFX Mobile 概要（英文） http://www.sun.com/software/javafx/mobile/ （関口 聖） 2007/05/09 13:31 | ||||||
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