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電池パック部分にFOMAカード差し込み口がある。現在は国際ローミング対応の緑色のみが提供されている
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NTTドコモは、ゴールデンウィーク中に海外へ渡航するユーザーが増えることから、海外渡航時の携帯利用について、注意点を案内している。
案内では、国内から持ち出したドコモの携帯電話を海外で盗難・紛失した場合、現地で利用できない機種であっても速やかにドコモまで連絡するよう案内している。これは、盗難・紛失した機種が海外で利用できない機種でも、内部に装着されているFOMAカード(SIMカード)を現地の携帯電話に差し替えれば利用されてしまう場合があるため。盗難・紛失後に発生した通話・通信料はユーザーの負担になるので注意が必要だ。
国際ローミングサービスは、現地の携帯電話での利用も含め、「WORLD WING」を契約していることが前提条件になる。ただし、2005年9月からは、FOMA契約時に標準で「WORLD WING」も契約されることになった。契約時か後日にユーザーが解除を申し込まない限り、「WORLD WING」が最初から利用できる契約内容になっているという。このため多くのユーザーは、「WORLD WING」が利用できる契約内容であると予想される。海外渡航前には改めて契約内容を確認しておく必要があるだろう。
FOMAカードは、緑色と青色の2種類がある。青色は日本国内専用で、緑色のFOMAカードは海外でも利用できるタイプ。現在は緑色のFOMAカードのみが提供されている。多くの機種では、電池パックを外すとFOMAカードの差し込み口があるので、自分の使っているFOMAカードがどのタイプか予め確認しておくとよいだろう。
なお、電気通信事業者協会(TCA)では、2006年12月にSIMカードに関して注意喚起を促すサイトを開設しており、今回の案内と同様、海外渡航時における3G携帯電話の取扱いについて注意を呼びかけている。
■ URL
海外渡航時の注意
http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/070425_00.html
TCA SIMカード利用上の注意喚起ホームページ
http://www.tca.or.jp/japan/infomation/SIM/
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・ TCA、「SIMカード」の理解促進・注意喚起のサイトを公開
(太田 亮三)
2007/04/25 15:00
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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