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本体の厚さは16.8mmと、90Xiシリーズとしては最薄クラスとなっている。前モデルのD903i（厚さ18.2mm）よりも薄型化が図られ、さらに本体の凹凸も減らされているという。同じスライドデザインながら、D903iなどで採用されていたプッシュ式のオープンボタンは搭載されず、代わりに軽いタッチでなめらかにスライドする「アシストスライド」機構が搭載されている。このほかにも背面カメラのレンズバリアやスライドタイプのイヤホンマイク端子カバーがなくなり、ボタンロックスイッチがスライド式ではなくなるなど、D903iに比べると細かい部分が異なっている。 カーソルボタンは、D903iなどにも採用されている回転式の「スピードセレクター」を搭載する。スピードセレクターには新たに、高速回転時にスクロール速度もより速くなる「ターボモード」が搭載された。
端末の動きなどにゲームが連動する「直感ゲーム」に対応する。P904iとSH904iがインカメラで捉えた映像の動きをもとに本体の傾きを推定しているのに対し、D904iでは加速度センサーを搭載することで、本体の動きを直接測定している。センサーは6軸のもので、本体の地面に対する傾き、回転や水平移動を測定できるという。 加速度センサーは「直感ゲーム」以外にも、各種操作を行なう「モーションコントロール」にも利用されている。モーションコントロールとしては、「フルブラウザや動画再生時に本体を倒すと、合わせて縦横表示を切り替える」「新着メール受信時に左右に振ると本文を表示する」「音楽再生中は振る方向によって曲送りができる」といったことができる。それぞれの操作でモーションコントロールを有効にするかどうかは、自由に設定できる。
音楽再生機能は904iシリーズの共通仕様として、定額制着うたフルの「うた・ホーダイ」に対応するほか、WMAにも対応している。FMラジオの受信機能に加え、FMトランスミッター機能も搭載する。 このほか904iシリーズの共通仕様として、「2in1」、10MBのiモーションやオークション、バンキングアプリのプリインストール、フルブラウザ、ドキュメントビューア、GPS、大容量着せ替えツール、iCお引っ越しサービス、3Gローミング、バイオ認証（声）などに対応している。D904iだけの機能としては、待受画面やメニュー画面上をキャラクターが歩き回る「マチキャラ」を搭載する。ワンセグやHSPDAには対応しない。 ディスプレイは約2.8インチ、ワイドQVGA（240×400ドット）、26万2,144色表示のTFT液晶を搭載。カメラ機能はオートフォーカス付きの約320万画素CMOSカメラを装備する。microSDカードに対応する。 連続通話時間約180分、連続待受時間は約420時間。大きさは約110×49×16.8mmで、重さは約114g。ボディカラーは、ブリリアントピンク、ミラーブラック、スーパーホワイト、ミラーワイン。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/070423_00.html 製品情報（三菱電機） http://www.mitsubishielectric.co.jp/mobile/foma/d904i/ ■ 関連記事 ・ ドコモ、904iシリーズ5機種を開発 （津田 啓夢, 白根 雅彦） 2007/04/23 17:00 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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