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日産自動車は、NTTドコモと協力して、携帯電話を活用したITSシステムを開発、4月以降に実証実験を神奈川県下で実施する。 今回行なわれる実験では、歩行者が持つGPS対応の携帯電話と、通信機能を備えた自動車との位置情報を活用し、衝突事故低減を目指す技術の検証を行なう。歩行者の携帯電話から位置情報を収集し、車からは走行情報を集めておく。サーバー側で車と歩行者の位置関係を判定し、車の進行方向に歩行者がいて、「注意を通知する必要あり」と判断すれば、車のドライバーに対して歩行者情報を配信する。実験では、いずれの通信もFOMA網を通じて行なわれる。なお、歩行者に対しての注意喚起は、今回の実験には含まれていない。 日産とドコモでは、昨年10月から事故低減および渋滞緩和を目指す実験「SKYプロジェクト」を実施してきたが、今回の実験は同プロジェクトの延長線として行なわれる。日産では、車輌と歩行者の進行方向や移動速度、距離など異なる条件下で実験を行ない、ドライバーへの通知のタイミングや、画面表示や音声といった適切な通知方法などを検証していく。
■ ＵＲＬ プレスリリース http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2007/_STORY/070417-01-j.html （関口 聖） 2007/04/17 14:38 | ||||||
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