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今回開始されるサービス「WILLCOM Sync Mobile」は、Microsoft Exchange ServerやLotus Notes/Dominoを利用する法人において、W-ZERO3シリーズやウィルコムのブラウザを搭載した端末で同期サービスが利用できるというもの。予定表や連絡先などのPIMの同期のほか、Eメールの同期が可能。W-ZERO3の「WS004SH」とW-ZERO3［es］では、リモート操作で端末のデータが消去できる。また、同期機能とは別に、レンタルサーバーやGmailなどの、公開されたPOPサーバーのメールを参照する機能も用意されている。 データ同期用のサーバーはウィルコムが用意する形で、インテリシンクの技術「Intellisync Mobile Suite」が採用される。利用するユーザー側で別途サーバーを用意したりネットワークの設定を変更したりする必要はなく、ウィルコムに同サービスを申し込み、企業内のグループウェアに接続しているパソコンにアプリケーションをインストールすれば利用できる。 W-ZERO3では、専用ソフトをインストールすればメールやスケジュールの変更をプッシュ配信で通知しリアルタイムで同期が行なえる。W-ZERO3シリーズ以外の端末では、ブラウザ経由で同期されたデータを参照可能だがプッシュ配信を利用した通知やリモートデータ消去は利用できない。
インテリシンク 副社長 営業・マーケティング担当の井手 龍彦氏は、キャリアが提供する初めての同社のサービスであるとした上で、ウィルコムのW-ZERO3シリーズの発売により「市場が急速に拡大している」と市場が活性化しているとの見方を示した。50人以下の中小企業や部署単位で導入費用を抑えて開始できる「WILLCOM Sync Mobile」により、幅広い層がターゲットになるとした。
【追記 4/4 14:07】 リモート操作による端末内データの消去について、説明会ではminiSDカードの内容も消去できると案内されていたが、サービス提供時は消去できない仕様になることが判明した。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2007/04/03/ 「WILLCOM Sync Mobile」案内ページ http://www.willcom-inc.com/ja/biz/service/sync/ （太田 亮三） 2007/04/03 16:30 | ||||||||||||||
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