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英シンビアンは、スマートフォンなど携帯電話向けOSの最新版となる「Symbian OS v9.5」を発表した。 最新版となるv9.5では、メモリやCPUおよびバッテリーへの要求を緩和しつつ、パフォーマンスを向上。またメモリの最適化機能によって、平均RAM使用量を25％以上削減可能で、従来よりも多くの機能をより少ないメモリで並行して処理できる。より高機能な端末を製造コストを抑えて開発できるとされている。 さらに、端末の起動時間が短縮するほか、ブラウザやメーラー、ナビゲーションなどの一般的なアプリケーションの起動時間についても最大75％短縮できる。 また、ワンセグ（ISDB-T）と欧州のデジタルテレビ放送規格「DVB-H」を標準でサポートし、位置情報サービス（LBS：Location-Based Services）も標準対応となる。マルチメディア機能ではこのほか、カメラ機能に傾斜センサーおよびプリセット画質向上機能、パノラマ合成、赤目軽減など35種類の機能が追加される。 企業向けの機能では、無線LANから3Gへネットワークが自動的に切り替わるなど、シームレスなアクセスが可能となる。また、SQLデータベースに接続し、顧客のアドレスなどを検索できる。Exchange ActiveSyncプロトコルをサポートし、メールやアドレス帳、カレンダーなどのリモート同期も利用できる。 ■ ＵＲＬ ニュースリリース（英文） http://www.symbian.com/news/pr/2007/pr20078925.html （津田 啓夢） 2007/03/27 20:25 | ||||||
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