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ウィルコム、時間制限ありのビジネス向け定額通話プラン

 ウィルコムは、1時~21時のPHS間通話が無料で、固定電話や他社の携帯電話などへの通話料が一律で30秒10円となる月額1,900円の料金プラン「ウィルコムビジネスタイム定額トリプルプラン(仮称)」を6月1日より提供する。

 「ウィルコムビジネスタイム定額トリプルプラン(仮称)」は、月額1,900円の料金プラン。1時~21時のPHS間通話が定額で、その他の時間帯(21時~翌1時)や携帯・固定宛の通話料が30秒10円という設定で、メールも無料で利用できる。通話が2時間45分以上になると、30秒10円で通話料がかかる。

 同社では、月額2,900円で24時間いつでも無料で通話できる(通話1回につき最大2時間45分)料金プラン「ウィルコム定額プラン」を提供している。法人割引適用時には月額2,200円で、今回のプランより300円高く、固定・携帯宛の通話料は30秒13.125円に設定されている。6月より提供される新プランは、無料となる時間帯が1時~21時に制限されるものの、他社宛通話料や月額基本料が安くなる。

 同社では、「個人ユーザーは21時以降の利用が非常に多いが、法人は日中の利用が多く、よりリーズナブルに使いたいという要望があった。時間制限を設ける代わりに、通話料と月額基本料を下げたという形になる」としている。なお、新プランは法人だけではなく、個人ユーザーでも契約できる。

 このほか、「ウィルコム定額プラン」と「ウィルコムビジネスタイム定額トリプルプラン(仮称)」向けのオプションプラン「070以外もお得な通話パック」では、同じく6月1日より、自動分け合いサービスが導入される。

 月額1,050円で、1,260円分の無料通話分が含まれる「070以外もお得な通話パック」は、3月から最大6,300円分まで自動的に繰り越されるようになっているが、6月からは、同一法人のユーザー間や家族間で余った無料通話分を分け合えるようになる。適用対象となるのは、各回線の請求書を統合している場合となっている。


「070以外もお得な通話パック」の自動分け合いサービスと、自動繰り越しのイメージ
「070以外もお得な通話パック」の自動分け合いサービスと、自動繰り越しのイメージ


URL
  ニュースリリース
  http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2007/03/08/


(関口 聖)
2007/03/08 15:05

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