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NTTドコモは、ベネッセコーポレーションと協力して、携帯電話で教材が利用できるようにするラーニングシステムの技術について、2月17日・18日に実証実験を行なう。
今回、ドコモでは、総務省の委託事業である「平成18年度ユビキタスラーニング基盤の開発・実証実験」で、携帯電話とパソコンを使って教材などを共有してシームレスに学習できる技術仕様を策定した。これまで携帯電話向けeラーニングコンテンツの技術仕様は策定されていなかったが、今回ドコモではパソコン向け標準技術と互換性がある仕様を策定した。同社では「コンテンツプロバイダは、1つの教材をパソコン・携帯電話向けに提供できるようになる」としている。
策定された仕様には、携帯電話の特性に配慮した形で、サーバーへのアクセス回数を少なくして本体に一定量のコンテンツをダウンロードしておく技術や、サーバーと携帯電話間の通信フォーマットなどが含まれる。
ドコモとベネッセでは、今回開発された技術を用いた実験を2月17日と18日に行なう。会場は、埼玉県戸田市のイオン北戸田ショッピングセンター内のセントラルコート。食育に関する公演や、会場の参加者全員で行なうクイズ、親子で参加できる「ケータイクイズラリー」などが行なわれる。実験の前後にアンケートをとって、学習効果が検証される。なお、会場では開始15分前から参加申込を受け付ける。
■ URL
ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20070205.html
(関口 聖)
2007/02/05 16:54
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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