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KDDIは、通信衛星が利用できる車載型無線基地局を導入し、1月17日より運用を開始した。災害などで復旧に時間がかかる場合、被災エリアに移動すると携帯電話が利用できるようになる。
これまでもKDDIでは、車載型の無線基地局を運用してきたが、被災エリアの通信を復旧させる際に、従来よりも自由度が確保できる通信衛星活用タイプを導入することとし、阪神・淡路大震災から12年目にあたる2007年1月17日より運用を開始した。現時点での導入台数は3台で、基本的に災害時に稼働することになる。
なお、2002年に発売された三洋電機製の「A3011SA」、カシオ計算機製の「A3012CA」の2機種は、今回の車載基地局に対応していないため、店頭でソフトウェア更新を受け付ける。対象台数はあわせて約50,000台となっており、1週間ほどの預かり修理になる。なお、同時期に発表された「A3013ST」や「A1011ST」、「A1012K」についてはソフトウェア更新の必要はない。
■ URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2007/0117/
(関口 聖)
2007/01/17 16:25
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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