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主にメール周りの機能が強化されており、日本語入力システムは、従来のパナソニック端末の場合、予測単語は1行に2単語しか表示されない形式だったが、P703iでは1行に複数単語を表示する形式になった。日本語入力システム自体は、従来のパナソニック端末同様に、Wnnを搭載するが、辞書は従来比1.5倍の4.5MBとなっているという。 日本語入力システムの特殊な機能としては、メールに返信する場合、受信したメールの本文中の固有名詞などを自動で学習し、変換候補として表示する機能がある。ただし、この自動学習は一時的なもので、そのメールに返信するときしか変換候補とならない。 ボタンは、ドコモとしては珍しい、ボタンとボタンの隙間に枠のない立体形状ボタンを採用する。ボタンの大きさも、押しやすくなるように、大きめにデザインされている。こうした枠のないボタンは、通常のボタンやシート型のボタンに比べると、小型化などの面で不利だが、メールの使い勝手を重視した結果、こうしたデザインになったという。 デコメ絵文字については、絵文字がジャンル別に分類されて選びやすくなるといった改善が加えられている。また、従来から搭載されている「Feel＊Talk」（通話内容に応じて通話後のアイコン表示側変わる機能）のメール版、「Feel＊Mail」も搭載している。「Feel＊Mail」機能では、新着メールの内容を自動的に分析し、その結果に応じて、45種類のアニメーションがサブディスプレイに表示される。 機能や対応サービス面では、GPSを搭載しない以外は90Xシリーズに近く、メガiアプリやおサイフケータイなどにも対応している。このほかにも、「電話帳お預かりサービス」や「おまかせロック」、「iCお引っこしサービス」、「iC通信」などの最新機能にも対応している。ネットワーク面では、FOMAプラスエリアや1.7GHzのFOMAには対応するものの、3Gローミングには対応しない。 メインディスプレイは約2.2インチ、240×320ドットのQVGA液晶。サブディスプレイには白色有機ELを搭載する。メインカメラは約130万画素のCMOSカメラ。外部メモリカードはmicroSDカードに対応する。 大きさは約99×49×21mmで、重さは約109g。連続待受時間は静止時約640時間、移動時約420時間。連続通話時間は約190分、連続テレビ電話時間は約130分。ボディカラーはラメグラホワイト、ヘアラインブラック、ウェービーブルーの3色。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20070116.html （太田 亮三, 白根 雅彦） 2007/01/16 19:03 | ||||||||||||||||||||||||
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