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充実したAV機能が用意され、約3.0インチ、480×800ドットのワイドVGA液晶（TFT）を搭載し、スライドを閉じた状態で、ワンセグやデジタルラジオ、音楽サービス「LISMO」のビデオクリップなどが楽しめる。動画再生には、東芝のAVパソコン「Qosmio」の映像技術で培われた画質チューニングを採用する。 Bluetoothに対応し、A2DPといった音楽系プロファイルもサポート。ワンセグ（音声）やLISMO、FMラジオなどをBluetoothヘッドセットに出力できる。 データフォルダ容量は約1GBと大容量の端末内メモリが内蔵され、ワンセグ放送で約5時間、着うたフルで約650曲のデータが保存できる。ワンセグは、microSDカードにも保存（ワンセグ向けSD-video形式）にも保存できる。 カメラ機能は、有効画素数約324万画素の手ぶれ補正＆オートフォーカス機能付きCMOSカメラを装備。VGA（640×480ドット）サイズ、30fpsの動画撮影が可能で、同梱されるテレビ出力ケーブルを利用して、テレビ画面で画像が楽しめる。QRコードも読み取れる。搭載されるmicroSDカードスロットは、発売時に市販されているもっとも大容量のメモリカードまでサポートされる予定。 さらに、au端末では初めて3D描画エンジン「T5GP」を搭載。従来の東芝製端末は「T4G」という3Dグラフィックアクセラレータが採用されてきたが、ワイドVGAサイズに対応した新たなエンジンとなっている。なお、EZナビウォークの3Dナビなどが利用可能で、3Dゲーム「ロストプラネット」（カプコン）の体験版もプリセットされる。 ワイドVGAを活かした機能として、前述のEZナビウォークのほかに、「EZ助手席ナビ」やフルブラウザ「PCサイトビューアー」が利用できる。 おサイフケータイをサポートし、新機能「auケータイクーポン」も利用可能。 また、擬似的なタスク切替機能も用意され、例えば、ワンセグ視聴時やメールの閲覧時などに、EZアプリのように機能を一旦「中断」できる。中断した機能は待受画面にアイコン表示され、中断したままスケジュールを呼び出すなどの別の機能を呼び出せる。 このほか、これまで東芝製のBluetooth対応端末に同梱されていたBluetoothレシーバーは今回からオプション品となる。従来のものと同じ製品となるため、従来のBluetoothレシーバーが利用できる。IrSimpleではないが、赤外線通信も利用できる。文字入力は「Mobile Rupo」となる。 auのサービスでは、BREW、LISMOビデオクリップ、着うたフル、EZチャンネルプラス、安心ナビ、EZニュースフラッシュ、ケータイアレンジ、デコレーションメール、Hallo Messenger、PCドキュメントビューアー、グローバルエキスパート、遠隔オートロック、緊急通報位置通知などに対応する。Javaオープンアプリは非対応。 大きさは約51×111×22mm（最厚部は約23mm）、重さは約152g。連続通話時間は約220分、連続待受時間は約290時間。ワンセグの連続視聴時間は約3時間30分（スピーカー＋DBEX ON時）。ボディカラーはブラック、パープル、カッパーの3色。 【お詫びと訂正】 「PCサイトビューアーは横画面表示も可能となっている」との記述がございましたが、同端末は横画面表示に対応していないことが確認されました。お詫びして訂正いたします。
■ ＵＲＬ ニュースリリース（KDDI） http://www.kddi.com/corporate/news_release/2007/0116/ ニュースリリース（東芝） http://www.toshiba.co.jp/about/press/2007_01/pr_j1602.htm ■ 関連記事 ・ au、MEDIA SKINやワンセグ6機種など10モデル発表 （湯野 康隆, 津田 啓夢） 2007/01/16 11:31 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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