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NTTドコモは、「一部の電池パックで破裂の恐れあり」との発表を契機に、ユーザーから多数の問い合わせが寄せられたことを受けて、電池パックに関する注意点などをあらためて説明する取り組みを開始した。
まず同社Webサイトでは、「携帯電話の電池パックに関してのお知らせ」と題する案内を掲載し、破裂の恐れがあると見られるのは、電池パック「D06」の一部であることをあらためて明示するとともに、電池パックの利用方法に関する注意書きも記している。危険な使用例としては「純正品以外の充電器、電池パックを使う」ことや、「電池パックを改造する」ことなどが挙げられている。
また、電池パックの特性については、劣化によって膨らむ場合があるとして、その寿命は使用開始から1年程度とされている。
12月7日に発表された、問題のある電池パックは、2006年5月製造以前の「D06」で、側面に「OKA」「OLA」「PAA」「PBA」「PCA」「PDA」「PEA」のいずれかが記されたもの。約130万個が該当するとされているが、ユーザーからは、発表以降、「D06ではないが大丈夫か?」といった問い合わせが増加したという。同社では「これまでも取扱説明書などで案内してきたが、よりわかりやすく伝えることを目指していく。店頭やWebサイトの案内に加えて、請求書にも同様の説明を行なう但し書きを入れていく」としている。
今回の案内では、危険な使い方が案内されているが、通常の使い方でも電池パックが膨らむ可能性はある。そのため、同社では基本的な姿勢として、使用開始から1年以内で、バッテリー部のカバーが閉まらないといった症状が発生していれば良品に交換している。ただし、1年経てば有償での交換になる。
■ URL
重要なお知らせ
http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/061215_01.html
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・ ドコモの「D902i」に電池パック破裂のおそれ、回収へ
(関口 聖)
2006/12/15 17:18
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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